ブランド:お米場 田心
評価:★★★☆ (3.9 / 5)
- 新潟県産コシヒカリは新潟県の昼夜の寒暖差の影響で、粘りと甘みを感じる特徴があります。こちらの商品は新潟県の中でも山間地である奥阿賀というところで、昼夜の寒暖差がものすごく、自然の清らかな湧水と日照条件の良さで甘みと粘り、お米のコクを非常に感じていただきやすいコシヒカリです。
- 雪蔵今摺米こしひかりは、精米する手前まで籾で保管されているこしひかりです。籾(もみ)とは田んぼで稲刈りをして、実の部分だけを脱穀し取り出した状態のもの。収穫したてのお米ということです。一般的にはさらに籾が取れた状態の玄米で保管されることが多いため、籾保管はなかなか珍しい保管方法です。籾に覆われていることで、お米の水分を極力逃がさず新米らしいみずみずしさが保たれます。今摺米は鮮度が高いお米に仕上がっています。
- 雪国ならではの貯蔵方法【雪蔵】にて保管しているのでいつでも新鮮。約600トンの天然の雪を一つのお部屋に入れ、室温5°C、湿度70%の雪蔵で保管しています。その冷えた空気をダクトを通して隣接された倉庫に送り、天然の冷気で鮮度良く保管。この雪蔵は室温5℃、湿度70%を24時間365日保っています。
- 新潟の山側の端っこにある奥阿賀地方は知る人ぞ知る美味しいお米の産地なんです。何で知る人ぞ知るなのか。それは収穫量が少なくほとんど流通していなかったからです。収穫量が少ないのも無理がありません。それは不効率極まりない棚田だからです。山を切り拓いた段々畑のような田んぼは1枚1枚の田んぼの面積が小さく大型農機を使用できないのです。すると手作業が増え苦労が絶えません。そのかわり田んぼの隅から隅まで目が行き届き美味しく育てることができるメリットがあります。また昼夜の寒暖差も大きく、水もミネラル豊富で冷たいので、暑い日本の夏でもシャキッと元気に育ちます。
- 生産者である越後ファームの生産部は毎年気候と品種の特性を見ながら、その年に作る田んぼを選定するところからスタート。秋の収穫まで、徹底した水管理や除草などを行います。生産部しか知らない山奥の田んぼは熊が出るかもしれないようなところ。そんなところもしっかり手入れしながら美味しいお米作りをしています。
※この記事は 2025年6月25日 時点の情報です