ブランド:マスプロ電工
評価:★★★★☆ (4.4 / 5)
- 4K・8K放送の送出が予定されているBSデジタル・110°CSデジタルの左旋円偏波のレベルと簡易C/Nの測定が可能です。
※C/N測定は、帯域外をノイズポイントとして測定する簡易C/Nになります。●液晶画面の大画面化により、受信レベル・BER・MER(C/N)の測定結果を同時に表示でき、一目で必要なデータを確認できますから、作業時間の短縮につながります。
※BSデジタル放送、110°CSデジタル放送の左旋は、2値表示になります。●地上デジタル放送、BS・110°CSデジタル放送、ワンセグ放送の放送切換がボタンひとつで行えます。
- microSDカードにリスト表示、グラフ表示の測定データを保存できるようになり、かつ保存したデータの確認がレベルチェッカーで可能です。また、データをパソコンで編集する際、microSDカードを取出すことなく、レベルチェッカーとパソコンをUSB ケーブルで接続することで、データの取込みが可能です。無償で提供するソフトウェアと併せて使用することで、書類作成が容易にできます。
●従来のハンディータイプのチェッカーで実現できなかった多チャンネル測定モードを実装しました。受信レベル・BER・MER(C/N)を同時に表示し、チャンネルごとに受信判定表示をするリスト表示と、受信レベル、MER(C/N)をそれぞれ表示するグラフ表示の2種類あります。
※MER(C/N)のグラフ表示はマスプロ製レベルチェッカーでは初めてです。 - LTE(携帯電話サービス700MHz帯)のRSSI(受信信号強度)を測定できます。また、リストやグラフで表示することもできます。
●地上デジタル放送に加え、BSデジタル放送、110°CSデジタル放送の受信確認マークを表示できますから、この一台で、地上デジタル放送、BSデジタル放送、110°CSデジタル放送のアンテナ調整が容易にできます。
- MER(C/N)が低くなる(アンテナ方向がずれている)と低音(音のピッチが長い)、MER(C/N)が高くなるほど高音(音のピッチが短い)でお知らせしますから、画面を見ずにアンテナ方向調整が容易にできます。
●受信している信号をスペクトラム波形で表示しますから、遅延波(マルチパス波)の影響や、帯域内偏差の有無などの受信状態を視覚的にとらえられます。
●遅延波(マルチパス波)の有無や遅延波がガードインターバル内かどうかを視覚的にとらえられます。
- 液晶表示部のバックライトが操作中だけでなく、操作後も約1分間点灯しますから、屋根裏などの暗い場所での作業に最適です。バックライトの点灯は、ボタン操作によりON/OFFできます。
●電源起動時に、最後に測定した状態(放送)から起動します。複数の壁面端子からのデータ測定作業に便利です。
●衛星アンテナやブースターの増幅部へ供給する電源電圧を測定できます。
※この記事は 2025年6月25日 時点の情報です