評価:★★★★ (4.7 / 5)
📢 Amazonでの購入者の声を紹介します
【1】
興奮、爽快感、笑い、感動。オーバーロード史上最大のスケールで描かれる物語。1番好きな章です。
【2】
何度読み返しても面白いのでぜひ皆におすすめしたいです。アニメも最高です!
【3】
守護者各位での作戦主導はえげつないとわかった本作。アインズ様も人間の倫理観でいえば非情で苛烈ともいえますが、守護者や他国の重鎮の面々からすれば、かなり寛大で慈悲深いがわかります。さて、本作は王国編で実験的に行ったマッチポンプをより大がかりに仕掛けるという内容です。しかも主導はデミウルゴスということもあって人間、亜人共々、散々な目にあうことなります。その主演役のアインズ様も四苦八苦するのは面白かったですね。人質ごと制圧、踊り喰いや子供の盾、聖王女の無残な末路などダークファンタジーらしい描写も多々あり、劇場版ではどう表現するのかが気になります。いつもワンパターンだ、話が進んでない、という批評も理解できなくもないですが、これがオーバーロードの作風なのでしょう。本巻のジルクニフとリユロの「次はどこで被害者が生まれているのだろう」と思いをはせるところはその象徴的なシーンだなと感じました。ともあれ、今作も楽しめました。劇場版も期待しております。
【4】
内容は星5梱包もう少し丁寧にできないですか?
【5】
終わらせるなんて言わないで不線全部ひろって書き切ってほしいです龍王国の王女は?プレイヤーが作った砂漠に浮かぶ空中都市とは?過去編は?ツアレのその後は?八欲王とは?六大神とは?青の薔薇のその後は?沢山ありますよねなろう初期から見てる古参ですどうか末長く書いてもらいたいお願いです
【6】
上巻下巻とも自作自演ですが、デミウルゴスやアルベドのようにアインズのしていることを深読みしようとすると 色々と内容が濃く面白い話だった。オーバーロードが好きなら普通に楽しいです。批判の的が聖王国に行くよりやることあるだろ。があると思いました。 個人的にはシャルティアを精神支配したものの場所がいまだに掴めてないアインズ達が 距離はあるものの近郊の亜人を使うことによって、 暴きだそうとしたのではないかなと思いました。結果 聖王国 VS 亜人 です。
【7】
低い評価が気になって買うか迷っていましたが、上下巻まとめてシリーズ中最高に面白かったです。作者の方針が変わったのか、レベルが上がったのか、編集が優秀だったのか分かりませんが、一般受けしやすい内容でした。評価が低い方はグロいのが好きなのかな?王国編と同じという評価の方は流し読みだったのかな?作者のやる気があるのかは気になりますが、面白い話を期待します。よろしくお願いいたします。完結する作品になることを願っています。残り13語書かないと投稿できないらしい。でも、判定は改行の数らしい残り4語(行)Amazon検証しっかりしてくれ!
【8】
個人的にはシズの出番がようやく回ってきたので嬉しい限りです。そして何よりもシズとネイアのコンビが大活躍しただけでなく、二人が「友達(先輩後輩関係?)」になったのは新鮮な展開でした。ナザリック以外の者と「友人」になるのは初めてのケースですし、何よりもシズがネイアに「1円玉」のシールを貼りつけたのは彼女がネイアのことを気に入った何よりの証拠ですよね。(アインズ様がネイアとの関わりを友人関係なのかとシズに念のため確認しているので間違いないと思いますし)二人が信頼しあい、密接になるに従ってネイアのシズに対する呼称が「メイド悪魔」→「シズ」→「シズさん」→「シズ先輩」と変わっていき、シズもネイアのことを最初は「殺人鬼少女」(目つきが悪いからっていくらなんでも・・・(笑))と呼んでいたのが最終的に「後輩」と呼ぶ様になる描写はなかなか面白かったです。一見すると無表情、無感情に見えるシズですが、それにもかかわらずネイアはシズの様子から微妙な変化を読み取り問題なく意思疎通ができていく様子も良かったですねぇ。(同様に巨大な蛆虫にしか見えないゼルンの王子の感情も手に取る様に分かる様になりましたし(笑))ネイアがアインズ様に猛烈に心酔し、聖騎士団の従者でありながら同時にアインズ様の御付き係として、もはやアインズ教(?)の伝道師の様な役回りをして野火が広がる様にアインズ様の賛同者(信者)を聖王国内に広げていく姿は痛快ともいえます。(ネイアの身の回りの世話係として登場したメイドは誰なのか気になるところです。髪の毛を切ったツァレなのかと勝手に想像してしまいましたが・・・。)最後にデミウルゴスが「さすアイ」と感激してしまうのも無理もないです・・・。(笑)上巻を読んだとき、「これは説明回だから」と分かっていても何とも言えない微妙な消化不良感があったのですが、こうして上下巻通じて読了してみますとなかなか面白い展開でした。エンリが登場しませんでしたが、彼女は14巻で登場することになるのでしょうかね。ルプーからアインズ様死亡を聞かされた描写で終わっているのですからそのままにしておいたのではそれこそ消化不良になってしまいますし。でも14巻が出版されるのは「2019年の内」としか言及されておらず、そうなると12月まで含まれるわけで、そうなったらこれまた随分先のことになりそうでそれがツライです・・・。(笑)でも、丸山先生が体調を崩しては元も子もないので(前巻のあとがきで入院していたと仰っていましたし)、ご都合のよろしい時に発表していただければ有難いです。(そうはいっても来年前半くらいにならないですかね、丸山先生?(笑))丸山先生のご健勝と益々のご活躍を祈念申し上げます。
【9】
他のレビュアーの方が散々語られているように、自作自演のマッチポンプというのはナザリック視点で見れば実際その通りだと思います。それでも本作に惹かれる自分が確かにいます。それは、その自作自演のマッチポンプをやる理由が、自分の大切な物を守りたいという原初的な欲求に基づいているからです。アインズの「ナザリックを守りたい、そのために強くありたい」という思いは、本人の意図せぬところで他の人間に伝染していきます。伝染する先は、既存の社会では、むしろ非力な存在とされている下級兵士や庶民。アインズに感化された彼ら一人一人が、それぞれの「自分の大切なもの」のために立ち上がろうとする姿。それでもかなわず倒れていく姿。それが丸々2巻の分量で、新規キャラクターの視点で丹念に描かれています。この2巻が作品の価値を高める投資となるか、字数と時間の浪費だったとなるか。私自身はより次巻が楽しみになりました。
【10】
最近ハマり、通しでここまで読んだせいもあるのか、と思うがいよいよ伏線の数も極まってきた、という感があったので、先の伏線回収と回収時に人間界の内外からどのように陥落していくかの具合が楽しみ。どの巻においても言えることだが、本来であればモブ、という側に視点を置いた描写を入れることで、世界観や生活感が垣間見えるのが、個人的には好み。そのような所を見ると、作者の設定好きが伺えて、なるほどTRPGプレイヤーと毎回思いつつ、そういった細かなところを詰められているとニヤリとするが、世界の厚さやリアリティよりサクサクを好む人にはダレと感じるのだろうなと思う。また、ナザリック陣営の視点に寄りすぎて忘れがち、ナザリック視点からの爽快感を求めがち、な頭を中立視点に戻されるのを好まない人もいるのだろうが、世界の当事者の視点からアインズやナザリック陣営の状況や行動を客観視、俯瞰させてもらえる巻だなと思った。通しで読んでようやく全体が見えてきたワールド観、巻末で匂わされている至高の41人の設定が本編に今後どのように絡むのかなど、楽しみにしている。アニメ4期あんのかなぁー。あったらいーなーーー。
※この記事は 2025年6月26日 時点の情報です