スカルプターのための美術解剖学: Anatomy For Sculptors日本語版

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評価:★★★★ (4.7 / 5)

📢 Amazonでの購入者の声を紹介します


【1】

まず、電子書籍である事、イラストではなく造形の資料となるものが第一条件な方は本書が一番です。筋肉が立体的に描かれているので、形を作る際に理解しやすいです。本書と立体人体模型を併用する事で、腕を曲げるとここの筋肉が伸びて、ここの筋肉が縮み膨れると言うのが分かります。また、一つ一つの筋肉量がわかり、筋肉相互の相対的な大きさが理解できます。値段は高いですが、フィギュア造形のステップアップにはこの分野の知識が必要不可欠です。ステップアップとして考えた場合の効果は値段以上の結果をもたらすと思います。同シリーズは3巻ありますが、全巻揃えたいと思います。


【2】

クリエイターには欠かせない一冊。色々な角度から見た四肢の曲げ伸ばし写真、筋肉の名称、表情や指先に至るまで痒い所に手が届く資料でした。写真のクレジットもしっかり掲載されているので安心して見れます


【3】

体の作りがとても把握しやすい表現をしている。各所に注意点のような説明があるがそれが「なるほど確かにここはわかりづらいな」「ここは勘違いしていたな」と思うものでありとても有益。この本以外でも似たような人体解説・表現の画像などはネット上でちょくちょく見かけるがやはりまとまっている方が便利だし高い水準で表現してくれている。ちょっとアレではあるが私はこれをトイレに常備しておいて普段キャラクターを描く時「あれ?ここどうなってたっけ」となる場所を確認している。とりあえず買っておいて損にはならないであろう一冊だ。PCの前にいない時は実物の本を、PCの前にいる時はデジタルでも持っておきたいなと考えている。


【4】

見やすく、シンプルで分かりやすい。初めの一冊としては十分だと思う。


【5】

これを購入する前に、『ソッカの美術解剖学ノート』を先に購入して勉強しました。よく並べて比較されるこの2冊ですが、ソッカは読み物として「へー!」という驚きがあり、楽しく学ぶことができました。ただ唯一の不足点があり、それは「脂肪体」について触れられていないことです。その点を補完する意味でも、こちらの『スカルプターのための美術解剖学』は購入の価値があります。獲得するタイミングで評価が大きく変わるイメージとしては、ソッカを学ばないでいきなりスカルプターを買うと、内容が薄くて肩透かしを食らいます。逆にソッカを読んだひとがスカルプターを購入したときに、この本が真価を発揮し、ありがたみがわかる。そのような本です。価格改定後だったので少し購入を躊躇していましたが、ほんとうにこれを手に入れてよかったと思います。ソッカとあわせて、一生ものです。


【6】

神かも


【7】

シリーズ他2冊や、他にも色々な美術解剖学の本が出ていますが、人体のビジュアル資料としては一番役に立つ本です。シリーズ他2冊(顔・頭頸部)も参考にはなりますが細かすぎており、この本の方向性でもっと様々なアングルや関節の動きなどがわかる本が増えていってくれたらなと思います。


【8】

役立つ素晴らしいです


【9】

図解が多いため即興で理解しやすく、初見ではとても有用に感じました。しかし、突っ込んで形状を把握したいとなると足りません。たとえば、女性の腰回りに関しては、骨盤自体や肉付きが異なるにもかかわらず、男性ほどには網羅されていません(一方で、乳房はやたらこだわっているのに)。209頁は「女性の脚」として写真だけ。男性のように脚の稜線(210頁)を載せて欲しかった。筋骨隆々では無いほうが、むしろ肉付きを再現しにくいわけですから。また骨盤を理解するに当たり、立体的な図解が不足しているのは明らかで、坐骨と恥骨の立体的な構造や、坐骨棘がどのように出っ張っているかを理解できるような工夫が見当たりません。足指に関しても、手指ほどには形状の断面図がなく、不足を感じました。また、図によっては(足の)親指以外の爪の形状や面積が異なっていて、一貫性がありません。読者の皆さんも経験があると思いますが、中指が長い足の方が居たり、ヒールを履いていることで外反母趾になっている女性の足もあったりと、いくつかのパターンがあり得るわけですから、手と同様に詳しく図解すべきだったと思います。実写真では、モデルさんの肉体(トルソー)が美しくないものがあります――女性モデルさんであれば、ミカエルの菱形の53頁、骨盤の発育が悪くて男性との差別化にならない55・57頁、あまり自然に見えない71頁。男性モデルさんも33頁の方は平均かそれ未満の肉体で、よくないと思います。70~86頁はよくないモデルさんの形状で我慢しなければなりません。理想的な形状をお持ちの方を総てにおいて採用して欲しかったですね。なお、ルッキズムで申し上げるのではありません。美的指向の高い具体例から学ぶべき本かと存じますので。「感情」の130~140頁は意味が無いでしょう。解剖学的なアプローチでは図解しておらず、単に笑ったり怒ったりの写真が複数載っているだけです。捨てるべき無駄な頁が存在し、ゆえに、お値段的にはイマイチな印象。Anatomy For Sculptors, Understanding the Human Figure 公式サイトで39.95$のPDF eBook版が購入でき、英語の文章もさして多いわけではありません。邦訳のkindle版は高すぎますかね。


【10】

文章ではなく画像なのでわかりやすい。


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※この記事は 2025年6月27日 時点の情報です

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