価格:116750円
実質価格:116750円
ブランド:ヤマハ(YAMAHA)
評価:★★★★☆ (4.3 / 5)
📢 Amazonでの購入者の声を紹介します
【1】
用途の7割位がPS5でゲーム、あとはストリーミングサービス(主にAmazonMusic)で音楽なり動画なりを見聞きする使い方でのレビュー。と言っても、PS5と接続してどうこうというよりは、私がこれまで利用していたPioneer VSA-1130との比較を主に記載。実売価格の近いSONYのSTR-AN1000と非常に迷いました。AN1000は演算が32bitなのに対し、本機は64bitであり、純粋にマシンスペックとして高そうに感じたこと。AN1000は新機種ではあるものの、筐体が前作の使い回しであることがネガティブに感じたこと。AN1000の360オーディオも性質としては本機に搭載されているサラウンドAIと似通った機能であり、そういった機能の歴史としてはサラウンドAIのほうが古く、より洗練されていることに期待し、本機を選択しました。AN1000はIMAX対応、Bluetooth LDACでイヤホン等に送信機能、私はテレビがBRAVIAなのでアコースティックセンターシンクを使ってみたかった、などが魅力的で最後まで後ろ髪引かれましたけどね。先代の機種がPioneerの8年ほど前の、当時実売価格6万円強くらいのアンプからの買い替え。8年前のアンプだとHDMIの規格が古かったり、スマホでアンプにアクセスする際のアプリが、最新のAndroid OSだとアクセスするだけでアプリが強制終了となる項目があり、アプリ側のアップデートも望めないなど不満が多くなってきたので機種変更。私自身、アンプを買い替えるというのが初めての体験でした。先代の機種も本機も、一般素人からすればそれなりの高額な投資だとは思います。私自身も人よりはオーディオに興味があるだけの初心者です。この業界全体から見れば両機ともエントリークラスの域を出ないのかなあと思ったりしていて、エントリークラス間でアンプを変えるだけで音質ってそんなに変わるものなのだろうか?と半信半疑で、初めて鳴らす瞬間が楽しみでした。結果は、全然音質が違いました。スピーカーは変えていないのにアンプでこんなに音変わるもんなんだな~と感動。オーディオに詳しいわけではないので専門家的なことは言えませんが、確実に分かるのは、音が出る量が増えました。特に、うちのスピーカーってこんなに低音出せたんだ。という感想が一番大きいです。低音を強くするモードがONにでもなってるのかな?と思ったくらい。ONになっていなかったし、ONにしたらさらに凄かった。これがアンプ側のパワーの違いによるものなのでしょうか。Pioneerのほうではイコライザー的なものをいじって満足する音に調整していましたが、本機では無補正のピュアダイレクトで十分満足できる具合。逆に、利用しているスピーカーとの相性もあるのでしょうが、色々盛る機能をONにすると聞き疲れしてしまいました。アンプを先に買い替えて、あとからフロントスピーカーも買い換えようかなと考えていましたが、こんなに音出るなら買い替えなくとも良いかな、と思ってしまうくらい。一方で、今はフロントに当時の実売価格で¥16,000くらいのONKYOのフロアスピーカーを利用しているのですが、これをもっといいやつにしたらもっと良くなるわけ…?という興味も湧いてきました。オーディオ沼のはじまりでしょうか。音場補正・スピーカー設定補助機能として、PioneerはMCACC pro、本機はYPAOが搭載されていますが、これに関しては先代のPioneerのほうが圧倒的に優れていた印象を持ちました。というのも、本機をセットアップするにあたって誤ってフロントの左右を逆に配線してしまったのですが、その状態でYPAOをかけても正常に完了と判定され、何度か測定し直してもその状態でOKが出るので、あれ?となりました。MCACC proであればすぐに左右の配線が間違っているとか、プラスとマイナスの配線が間違っていれば逆位相とか判定が出たのに、YPAOはこんなもの?というのが正直な感想。また、MCACC proは測定の際に出力される音の種類が豊富で様々なデータを取っていそうな感があり、そういった意味でもちゃんとしてる機能のように見えました。今は技術が進んだからYPAOのような測定だけでも大丈夫になったのでしょうか。でも左右の誤配線を判別できませんでしたからね…。サラウンドAI機能について。公式HP上でも記載されている通り、Atmos音源にさらに効果を掛け合わせが出来ます。YAMAHA公式youtube動画内でも、サウンドエフェクトをかけると音質が悪くなると感じているというお客様が一定数いることは把握しているが、それでもなおサラウンドAI常時ONでも大丈夫なくらいの完成度である。とアピールされていたので、かなり惹かれました。ただ、PS5の機能として備わっている、テンペスト3Dオーディオを先に体験して失望しており、結局エコーやリバーブを加えてそれっぽい感を出すだけで、キャラクターのセリフが2重に聞こえたりと、やはりこういったエフェクトはかけるべきではないな。と感じていました。結果としてはサラウンドAIでも、このようなエフェクトはかけるべきではないという同様の感想を持ちました。特に、ゲームプレイ時にサラウンドスピーカーから発せられるキャラクターのセリフが二重に聞こえたので、やっぱりかー、と。音源がもともとマルチチャンネルで出力されている場合は不要かな。2ch音源を再生するにあたってはONでもいいかとは思いますが、センタースピーカーありで構築している場合は個人的には微妙かと。2ch音源でサラウンドAIを利用すると、確かにサラウンドスピーカーからも音が出るようになるものの、音楽の主な音がセンタースピーカーに集約されすぎて、センタースピーカーだけ頑張っていてあとのスピーカーはオマケみたいな、逆にこぢんまりとした印象になってしまうと感じています。2ch音源に対してサラウンドAIを利用するのであれば、センタースピーカーなしがきれいだと思いました。今となっては、いわゆるバーチャルサラウンド機能に対する期待値の高さを一番の購入動機にしたことを後悔しています。購入直後は面白がって使っていましたが、その後は全く利用機会がない。やはり、ドライブできるスピーカー数、対応コーデックの種類で決定すべきでした。アプリからの操作について。これも正直、YAMAHAのMusic CastアプリからAmazon Musicなどの対応サービスにアクセスし、再生できる。という点以外はPioneerのほうが優れていたと感じてしまいました。私がアプリから最もよく使うのは音量調整ですが、微調整が極めてしづらい。添付の画像のように、画面下部の音量スライダーの丸ポッチ部分を左右にスワイプして調整するのですが、+1dbだけ上げたいときなど、1回で調整できることのほうが少ない。wifi経由なのでラグもあるせいか、アプリ側と実際がリンクするまでに結構間があるし、だいたい5dbくらい動いてしまう。さらに、スタイラスペンでも使わない限りは、指を離すときに±0.5くらい動いてしまう。左右に0.5dbずつ調整できる矢印ボタンなどがほしいところです。2024.7月にアップデートにて音量UIの変更があり、まさに左右に0.5dbずつ調整できるボタンが追加され、この点については不満が解消されました。変更後UIの画像を添付しておきます。他、アプリから設定できる音質を左右するメニューのSSも載せておきます。Music Castアプリからストリーミングで音楽を聞くにあたり、再生したい曲を対応サービス間で横断的に検索できないのが不便。検索も結構時間がかかり、1画面の変遷につき3~5秒くらいは待たされる。初回起動時だと曲を再生するまで30秒くらいはかかります。本機はAmazon MusicやSpotify等に対応していますが、例えば曲Aを探したいと思った際に、まず検索するサービスを選ばなければなりません。まずAmazonを選択し、そこで曲Aが見つからなかったら、Spotifyを選択し直して再度曲Aを検索し直さないといけない。さらに、意中の曲を見つけたのちに別の曲を探すにあたり検索トップに戻りたい場合、戻るボタンを連打しないと検索のために文字入力するためのメニューまで戻れない設計なのも不便です。1ボタンで検索トップ画面に戻れる機能があってほしい。それから、Amazon Musicでは利用できる、現在再生している曲が含まれるアルバムを表示する機能が使えないのも不便。私としてはMusic Cast経由でAmazon Musicにアクセスして再生するのが最も音質がよく聞こえると感じていますが、Music Cast経由でAmazon Musicにアクセスする場合は、検索ウィンドウでAmazon Musicアプリでは利用できるような曲名のサジェスト機能が利用できないのが非常に不便です。特に、タイトルが英語の曲だと一字一句間違わずに検索しないとヒットしないことが多々あり、ゆらぎが許されません。加えて、タイトルの単語間にスペースを入れるかどうかでも検索結果が変わることがあり、画面の変遷の遅さと相まってなかなかにストレスフルです。私は主にAmazon Musicを利用していますが、Amazon MusicにはUltra HDやDolby Atmosで配信されている曲がありますよね。しかし、それをMusic Cast上で表示させるとHDとしか表示されなく、この点も不満。そもそも、Amazon Music上でDolby Atmosで配信されていても、Music Castアプリから再生する限りにおいてはDolby Atmosは利用できないと思われます。Amazon Musicを主体でDolby Atmos再生を考えているのであれば、FireTVを利用するのが丸いかもしれません。Ultra HDに関しては、楽曲リストの時点では分かりませんが、再生を始めるとMusic Cast上で再生コーデックとビットレートが表示されますので、それを見てはじめてUltra HDなんだな、というのは分かります。Music Castアプリ上から再生するにおいては、おそらくラウドネスノーマライゼーション的な機能が効かないので、楽曲によっては急にドン!とくる場合もあるのでそれも若干困ります。などなど、音質はいいのですがMusic Cast操作性に難があるので、私は若干音質が劣るとしてもPCからAmazon MusicアプリでHDMI経由で再生することが多いです。レスポンス、曲の検索の簡単さが段違いすぎて。私が本機を購入した翌日あたりに、DENONなどが対応しているアプリのHEOSが、対応しているサービス間で横断的に検索をかけられるアップデートが来た。というニュースがあり、なるほどそれはそうあってしかるべきだな。と思いました。このポイントに気づけていれば、もう少し頑張ってAVR-X3800HKを買ったかもしれません。あちらはAuro-3Dまで対応していますし。こういったアプリって、対応するアンプ本体を所持していないと操作感など試してみることが出来ないのどうにかなりませんかね。アプリをダウンロード自体は出来ますが、おおむね初期設定の本体とのペアリング画面までしかいじれませんし。このあたり、AN1000のネットワーク再生まわりはどういったUIなのか気になりますね。ファームウェアの不安定さと言えばいいのでしょうか、少し感じます。本機にPS5を直接繋いでいる場合にPS5を起動すると、たまにPS5側のHDMI接続の初回設定、画面表示サイズやHDR設定画面が表示されます。わずらわしいのでPS5はテレビと直接接続に変えました。本機のリモコンは全面バックライト搭載なのは優れていると思いました。映画を見たりする際は部屋を暗くすることも多いですし、良い機能かと思います。バックライト消灯までが結構素早いのも良好。ただ、赤外線リモコンと思われるため、アンプ受信部にきちんと向けなければ操作できない。最近の受信部に向ける必要のないBluetoothリモコンに慣れすぎていた、かつ、私の機材配置ではアンプの受信機にきちんと向けるにはひと手間あるため、かなり不便に感じてしまいました。リモコンで出来ることはアプリでも出来、利便性・操作性の観点からアプリで済ませているので、私はリモコンは完全に置物になりました。購入前に一通り説明書に目を通したつもりではいましたが、購入後に気づいたことといえば、フロントバイアンプ設定だとイネーブルドスピーカー・プレゼンススピーカーは利用できないということですかね。バイワイヤリング対応のフロントスピーカーをバイアンプ駆動しつつ、プレゼンススピーカーを利用するつもりでいる方は注意です。それは出来ません。ひとつ上級機のA6Aからは出来るみたいなので、エントリーモデルらしい機能の削がれ方といったところでしょうか。と、なんだか不満を多く書いてしまったような気がしますが、そもそもの本分である音質が、買い替え前の機種と比較して大きく向上したことは確実に間違いのないことですので、満足しています。昨今のストリーミングサービス隆盛の時代に、どういった使い方のできるアプリが望ましいのか、などの判断基準を与えてくれたりと、ひとつ新しいことを勉強することが出来ました。次回の購入に活かそうと思います。
【2】
新製品を待ちましたが我慢できずに購入しました。私的には十分です。
【3】
YAMAHA AVアンプ大好きです。今回LX3800からの代替えです。音質最高です。購入して本当に良かったです。
【4】
30年以上愛用していたパイオニアのAVアンプにとうとう寿命が来たらしく、映像回路が繫がらなくなってしまいました。泣く泣く後継アンプを探したところ、当機種の評価が結構高いのを見つけ、初めてヤマハ製品を購入しました。新製品ですね~、スピーカー配線の位相が違う、など指摘してくれ便利になったものです!ただ、音場テストでは「各スピーカー間の音量が違いすぎて、測定できない」のような表示が出て、自動調整が出来なかったのは不満の種です。 自動調整を謳うなら、それこそ各チャンネルの音量を自動調整してほしいものです。音は良いですね!以前SONYのアンプが壊れたときにD○NONのアンプを購入し(オーディオセット2組保有)、その音質の悪さに困った経験があったのですが、今回は当りでした!高音・音質共に私の好みに合っています。本当はパイオニアの19万近くする機種が欲しかったのですが、流石に手が出ませんでした。
【5】
私はあんまりオーディオに詳しくないのですが、スマホにDACを繋げて音楽を聴いています。音響の設定が多くあり、とても満足しています。パソコンやPS5に繋いでいるのはV6Aですが、こちらと交換するともっといい音が聴けるのかなあと今考え中です。
【6】
音質回りは文句なく◎です。機能や使い勝手はあまり進歩が無く今までどおりといった感じです。問題は、音が出なくなったり、映像が出なくなったりとちょいちょいおかしな現象が多発します。修理にも何回も出していますが、ファームウェアの問題なのか根本的に改善されないことが多いように感じます。旧モデルではあまりこのような現象は発生していませんでした。修理に出すと1ヶ月ぐらいは戻ってこないので、何回も出していると使用できる期間が発生するため出していません。こういった現象は再起動すると治る事がありますが、使用する度に再起動をかける事が頻発するので正直この製品は設計に問題があるのではと疑っています。テレビとの相性もあるようで、私はブラビアのテレビ(XRJ-55A90J)を使っています。ARCまわりで音が出ない、映像が出ないは日常茶飯事です。テレビの電源をオフにした状態で、アンプの電源を入れている場合にオーディオデコーダーがオフになったりPCM(Analog)になったりを繰り返して挙動がおかしいく、ピュアダイレクトモードをONにしているとカチカチうるさいです。修理に出すと漏れなくデジタル基盤が交換されますが、再生品を使われるので治ったと思ったら別の不具合が発生し、再度修理に出して戻ってくるとまた同じ現象が再発していたりとキリがないので、私は考えるのをやめた。
【7】
サラウンドAI が欲しくてRX-A2070からダウングレードして買い換えましたが、音質は結構良くなったと思います。サラウンドAIそのものより、基本的な音が気に入りました。心配してたパワーも簡易防音室で大きな音を出しても余裕があります。サラウンドバックは配置できるけどほとんど鳴らないので、それだけがちょっと不満なところですが、意識しないとわからない部分なのでアンプとしては満足です。リモコンは高級感があるのですが、ボタン数が少なく、押しにくいのでかなり使いにくい方です。そこは残念ですが、上位のA8Aでさえ同じリモコンのようなのでマイナーチェンジでは作り直してほしい点です。
【8】
7年目前のATMOS対応初期のアンプをこちらに入れ替えました。対応コーデックなどが大きく変わっていませんが、64Bit化など、電子機器としては相当変わっています。・3次元音場の進化に驚きました。ATMOS初期のころのアンプに比べ、立体音響が自然で違和感なく感じられ、つながりもスムーズです対応コーデックが変わっていないのに、これほど変わるとは思いませんでした。・設定項目は昔のヤマハ製品とほぼ同じでメニュー表示は違いますが、困ることはありませんでした。・リモコンも見た目以上に重さがあり、7年前に比べると高級感があります。光る機能もあり便利です。長押しでシーン登録することでソース選択と設定もロードできるので非常に便利です。・スマホアプリはAV Controllerは非対応でMUSIC CASTを使う必要があります。操作や機能が全然違いますが、アンプの操作もそれなりにできます。ネットワークにつなげてファームウエアアップデートがすぐにできない時はアプリつなげると更新を自動で確認してくれるようで数分で更新可能通知が来ました。・動作の安定性については、回路含めたフルモデルチェンジとのことで、やや難ありです。2022年8月時点のファームウエアでだいぶ改善していますが旧製品のほうが安定していました。・サラウンドAIを初めて体感しましたが、違和感を感じることは少なく基本お任せで使えました。原音再生をしたい人には向かないかもしれませんが、自分は満足できました。今までは新しいコーデック対応するために買い替えをしてきましたが、最近はそこまで新しいコーデックが出てきているわけでもなく、購入タイミングが難しかったですが、今回思い切って購入してみて進化を体感でき非常に満足しています。今後はファームウエアでの熟成に期待します。
【9】
過去にDSP3000やCX10000などを使いましたが、ピュアオーディオに戻りました。しかし音楽を流さない日が多くあります。そのなかで映像は毎日視聴しており映像に音の充実が課題でした。私的には今回の4A4アンプ導入は最高に良い選択となりました。
※この記事は 2025年6月27日 時点の情報です