評価:★★★★☆ (4.2 / 5)
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【1】
取り組むことすべてにおいて、漠然と進めるよりも、計画的に進めるほうが無駄を減らし、時間・労力・お金といった貴重なリソースを有効活用できます。一生懸命やっているのに結果につながらない、徒労に終わってしまう——そんな経験や感覚に陥ったことはありませんか?この本は、そうした頑張りを確実に結果へと結びつけるための手順を、わかりやすく教えてくれます。数字を活用することで目標を細分化し、取り組むべき課題を明確にし、その過程を緻密にモニタリング。そして、その結果を次のアクションへとつなげることができます。また、こうしたプロセスを効果的に他者と共有する方法についても学べます。人生の目標設定、仕事での目標管理、友人とのプロジェクトの議論など、どんなシチュエーションでも活用できる実践的な内容です。特に印象に残ったポイントを以下に紹介します。より多くの方がこの本を手に取り、努力を確実に成果につなげられるようになればと思います。• 識学においては、「P」に時間をかけないことが重要としています。 「PDCA」の「P」は計画ですが、これに時間をかけるのはムダです。 人間は、「計画を立てるとき」がもっともテンションが上がります。 旅行の予定を考えたり、お小遣いの使い道を考えたり、夏休みの宿題の予定を考えたり……。 まだ何も実行していないときは、気持ちだけが上がります。 いわゆる「とらぬタヌキの皮算用」ですが、ここに落とし穴があります。 それは、計画を立てるだけで安心してしまうことです。• このような表現を使ったことがないでしょうか。ロールプレイングゲームなどの影響かもしれませんが、「攻撃力」や「守備力」といった「 力」という概念を、私たちは日常生活で使うことがあります。これはあたして数値化なのでしょうか。実際の世界では「 力」は感覚的なものとして扱っているでしょう。「体力をつける」「忍耐力を上げる」「集中力を鍛える」なども同じです。これらは、数値化に見せかけた「ニセモノの数字」です。
【2】
記載通りの内容でした。
【3】
組織で働く人、複数人で働く人、全ての人に読んで欲しい…。組織を動かそうと思ったら、資料には必ず、組織への影響の数字を付けて欲しい…。現状がどうなのか、数字で表現してほしい。周りの人たちに配りたいくらいの本。
【4】
各章ごとに母数・確率・定数・変数という言葉が遣われていが、「乱数」だけが出てこない母数が増えれば確率は変動するし、当然コントロール不可能な数字が出てくるはず定数=変えられない数字変数=変えられる数字乱数=職場環境・人間関係・経済的問題などがあるが、この本の内容と逸脱するからか「考えないもの」としている?よくある例え話で納得いかないこと今1万円もらうか?1ヶ月後1万1千円もらうか?この本では後者を選ぶ方が得らしいが、これを現実的に考えたら納得はいかない条件にもよるが、手持ちに余裕がある場合は後者だろうしかし、余裕がなかったら前者がいいに決まってる始めは前者で段階的に後者を選べるようになるのが理想だろう給料に置き換えてもいい今月給料がもらえなければ今月の生活はどうなる?今月給料がもらえず、来月ならプラス1割でもらえるって言われても頷けるだろうか?
【5】
仕事の成果がなかなか見えず、評価とのギャップにモヤモヤしている方には、本書が示す「いったん数字で考える」アプローチをぜひ試してみてほしいと感じました。もともと私は数字に苦手意識があり、「数字ばかり追いかけるのは味気ない」と思い込んでいましたが、本書を読むうちに「数字は冷たいどころか、不足を客観的に教えてくれる親切な道具だ」という視点を得ました。まず、「行動量の不足」を数字で可視化すると、自分が思っているほど手を動かしていない現実に気づきやすくなります。著者も「計画を立てるよりも、まず行動して数字を取ること」が肝心だと繰り返し強調しており、感覚的に“そこそこ頑張っている”状態を数字によって白日の下にさらすことで、次に何をどう増やせば成果につながるのかがより明確になります。また、「契約率80%」といった割合の数字は一見すばらしく見えても、分母がわずか10件しかないと成果の絶対値は限られるまま。「これ以上失敗して率が下がるのは嫌だ」と行動を止めてしまう心理が、さらなる成長を妨げているという指摘も、なるほどと思わされました。だからこそ最初はとにかく分母を増やす、つまり失敗を恐れず行動量を確保することが大切だと説いています。さらに、本書で特に印象的だったのが「真の変数を見極める」考え方です。もしプレゼン資料をどれだけ作り込んでも売上が伸びないなら、実はプレゼン後のお試し期間のフォロー回数こそが成果を左右する本当の変数かもしれない――そういった仮説を数字で検証し、集中すべき行動に的を絞る手法は、あらゆる業務に応用しやすいと感じました。加えて長期的な視点も重視すべきだというのは納得のポイントです。分母を増やした行動によって小さな顧客を数多く育てておけば、5年後10年後のリターンにつながるかもしれない。そうした未来志向を数字でも管理しておくと、目先の成功率だけを追い求めるよりも柔軟にリスクヘッジができるといいます。この本を読んでからは「数字を怖がって逃げるほどクリエイティビティも自由度も奪われるのだ」と痛感し、「まず数字をしっかりと捉えるからこそ、やるべきことが絞り込める」という著者の主張に納得しました。数字はあくまで手段であってゴールではない。しかし、数字を避けてしまうと自分が本当に伸ばすべき行動や成果に気づけず、いつまで経ってもモヤモヤから抜け出せないのだと思います。実際、「心を鬼にして行動量を測ったら、仕事の進捗が見違えるほどスムーズになった」という変化も私の中で起きました。「いったん数字で考える」ことは、やりがいと成果を両立するための近道だと確信しています。数字が得意であろうとなかろうと、一度冷静に現状を可視化し、どこに行動を集中すれば成果が上がるのかを検証してみる――そのプロセス自体が、自分の仕事に対する責任感や主体性を強く育ててくれるはずです。小手先のテクニックではなく、成果への道筋を本質的に変えたい方、仕事に行き詰まりを感じている方には、ぜひ手に取ってもらいたい一冊。数字に背を向けるのではなく、まず数字を味方につける。そうすることで、仕事の視界がぐっと広がるはずです。
【6】
店舗と変わらず良いです
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わかりやすくて、読者の立場に立って書かれている本だと思いました。結果が出ている時も、出ていない時も数字にこだわることが大事だとよくわかりました(^^)
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自営業で1人社長から今、組織化しようとメンバーを集めるけどことごとく崩壊。自分は経営者に向いていないと思っていました。しかし、識学を知り、日々心の中で思っていたモヤモヤが晴れました。・成績や成果を出すために一致団結の誤解・やってほしいことややらなきゃいけないことにわざわざ理由が必要なのか・上司の意見より部下の声を聞くことの誤解私自身は1人で意識もせず一心不乱にやってきて経験してきたことを当たり前に思いメンバーは解っているもんやと思い違いをしていたことに気づかされました。本書でも書かれていた順序の大切さは、私も過去を振り替えると「はっ」としました。私の経営理念がある内は諦めず何度でも挑戦していこうと思います。ありがとうございます
【9】
ビジネス上どれくらい役に立つかわからないけど分かりやすく書いてあります。
【10】
著者の本は、賛否両論があると思いますが、この数値化の鬼は共感できる方でした。
※この記事は 2025年6月27日 時点の情報です