評価:★★★★ (4.7 / 5)
📢 Amazonでの購入者の声を紹介します
【1】
近頃、世界中で戦争が起きていて、いつ、日本にも飛び火があるか分からないご時世に、改めて戦争について考える。そんな時、この本に出会う。淡々と生活しながら無意味な戦いに、誰もが仕方なく参加している。ただ死ぬ為の戦いの、なんとバカバカしい事か?戦争って、勝っても負けても辛い記憶しか残らない。本当に世界中の人に読ませたい1冊です。
【2】
このマンガは、数十年前に、購入したのですが、歴史的発見『総員玉砕せよ!』構想ノートを巻末特別収録没後に発見された構想ノートを特別収録。とあり、再度購入、興味が有る人は、この新刊を購入する価値が有ると思います。
【3】
作者が体験した先の大戦での悲惨な状況を漫画の手法で克明に描いた傑作である。極限の戦場では手段(玉砕)が目的化してしまう、日本人の悪しき特性を見事に表現している。今後二度と繰り返さないためにも、まさに全日本人必読の大切な漫画(物語)である。
【4】
懐かしくて購入しました
【5】
私の父は南方に戦争に行かされ、最後は捕虜になったそうですが、戦争の話はほとんど聞いたことがありません。実際に過酷な戦争地域に行かされた水木さんの実話をもとにしたこの漫画は、戦争の実態をよく表していると思います。特に玉砕を日本に伝えた以上、生還は許されないという異常な軍の精神状態や、友人がどんどん目の前で死んでいく戦争の残酷さを伝えています。戦争を求めるような風潮があるようですが、絶対に行ってはならず、そのためには効果はすぐには目には見えなくとも粘り強く全力での外交しかないと感じます。戦争のもととなる事件やテロなどはどの国が始めたかは本当に闇の中のことが当初は多く、冷静に外交をするしか道はないのです。
【6】
ゲゲゲの鬼太郎のベースを知れました。
【7】
戦争にまつわる話だけど、リアルな相手はほとんど出て来ない。全般的に、社会的な強制力によってやりようのない立場に追い込まれる兵士の心情が描かれている。こんなの誰もどうしようもないよな、と感じた。
【8】
水木しげるさんの細密な画力により、平洋戦争末期における軍内部(幹部)前線が追い詰められた中での低下した判断力、指導力のすさまじさに相克に圧倒されます。これらの大半が自木さんの目撃、側聞した現実がであるとはだ寒くなりました。戦争・戦場のおそろしさ人間の愚かさをおもいます。多くの方に2読3読してほしいです。
※この記事は 2025年6月28日 時点の情報です