評価:★★★★ (4.8 / 5)
📢 Amazonでの購入者の声を紹介します
【1】
本巻にはさみこまれる図書館のエピソードが好きだ。短い頁だけど館長のトークはこころにとどく。その面影がいつしか小夜に重なる刹那は、愛おしく悲しい。と、これだけ書いては未読の御方にはちんぷんかんぷん。ごめん、お願いする。あなたがもし図書館好きならば、本書を読んでね。この物語に限らず、ポストアポカリプスに接した図書館の姿は意外と珍しくない。なんでだろうね。空気のように、水のように、わたしたちには大切なものなのだけれど。社会が立ちいかなくなってからでは遅いのにね。ヒトはそれをなぜだか忘れがちなのさ。・・・あの館長はさみしく微笑んでいる気がする。
【2】
世界観、キャラとプロップのデザイン、絵のタッチがよい
【3】
出尽くした感のある物語ですが、ほどほどな緊張感と絶望的な世界観で次のストーリーが楽しみな作品です。間延びしてパターン化する前に大団円にして欲しいですね。
【4】
新人類発見、そしてストーリーモードに突入したようです。次巻が楽しみですね。
【5】
続きが楽しみです。電子版を買いましたが紙も買おうと検討中です。
【6】
主人公一人では話の展開に幅がでないため同行者が増えるのは致し方ないとしても、兄のイサミ?がウザ過ぎて読む気が失せてくる。ただの寄生のくせに、口の利き方もなってないし態度も悪い。終末ものにこんなやつは必要ない。世界の終末にこんなやつの世話をするメリットは何も無いし、埋葬や浄化という使命を放ってこんなやつと旅をすることの動機が弱過ぎて不自然。不快なやつが実は良い所もあるのよパターンにしたいのだと思うが、とっとと死亡イベントを起こした方が良いと思う。妹に関しては、男しか生き残っていない環境で、種の保存の観点から女子があの扱いになるわけがないので、これもまた不自然。あの倫理観の人間達なら産む機械にされていた方がまだ自然。そんなグロ展開も求めていないので、あの2人のエピソード自体がそもそも要らなかった。銃がBLAME!過ぎる。BLAME!の主役を人当たりの良い女の子にして少女終末旅行に入れたみたいな感じ。どっちも好きなので別にいいけど。
【7】
世界を浄化しても、そこに住む人間がいなければ自分の仕事に意味はない。やる気のでない小夜。鬱屈とした日々。そこに一体のロボットが訪れる。貸し出されていた図書を回収に来た、と。同行した小夜は整然とした地下図書館に驚く。誰も来ないのに何のために、こんなことをしているのか? ロボットは答える。「今ココニ アナタガイマス」無駄になるかどうかは、問題ではない。ただ仕事を使命として、やり続けているのだ。託された使命をやり続けることに意味があるのだ・・・・・。読後に寂寞とした余韻が残るストーリー。しみじみとした静寂を味わいたい人にお薦め。
【8】
やはりというか、こういう設定には思わぬ生存者の登場が必須だ。じゃないとあまりにも絶望すぎる。閉塞感あふれる無機質で悲しい世界ほどキャラ達が生き生きと描かれる本作はやはり秀逸である。次巻が楽しみ😊
※この記事は 2025年6月29日 時点の情報です