【メーカー特典あり】マインド・ゲームス(ヌートピア宣言) - ジョン・レノン [6CD + 2ブルーレイ・デラックス・エディション] (特典ポスター付)

▶ Amazonで見る

ブランド:ユニバーサル ミュージック

評価:★★★☆ (3.6 / 5)

  • 4988031654705

▶ Amazonで見る

📢 Amazonでの購入者の声を紹介します


【1】

全体に音圧が上がり、各パートもはっきりした印象です。ジョンのボーカルは近づいてくれた感じがあります。音圧上げた分、素な感じが変わってるかもしれません。もともと好きなアルバムだったこともあり、嬉しいリミックスでした。アウトテイク聞いたらまた報告します。アウトテイク聞きました。イマジン、ジョンの魂と同じようにジョンが身近で歌ってくれてる感じが嬉しいです。さらに今回のはアルバム全体のスタジオライブ版という感じがして感激です。よく出してくれました。このようなアウトテイクが成り立ってしまうジョンレノンの歌唱とバンドに改めて敬服します。


【2】

1970年の「Plastic Ono Band」、1971年の「Imagine」に続いき、1972年「Sometime in New York City」を何故か飛ばして発売された1973年作の「Mind Games」のアルティメイト・コレクションです。さて何故こちらが先だったのでしょうか。名作「Imagine」に続く問題作であった「Sometime in New York City」はライブを含めた色々な音源が残っている筈であり、フランク・ザッパのマザーズを率いての演奏も興味深く再プロデュースやリマスターのし甲斐のある作品と思われます。ジョンとヨーコとフィル・スペクターとの共同プロデュースにも若干の違和感もあったので「Sometime in New York City」はこれからゆっくりとリマスターするとの意味なのでしょうか。この「Mind Games」はいわばジョン・レノンがスランプに陥る切っ掛けとなった作品で、「失われた週末」として小野洋子に放り出される時期に作られたアルバムでもあります。全体的に散漫な印象でもう少しやりようがあったのではと思わせた作品でした。このアルティメイト・コレクションもそれを脱却する仕上がりには至っていません。同じボーカルに色々な味付けをしたDISC 2~DISC 5は意味のあるディスクとは思えません。これをやれば100年後もビートルズ関連の疑似新作を作り出すことが出来ます。我々の孫子の代までビートルズ関連にペテンのような商売を続ける気なのでしょうか。オリジナルのLPには6曲目の「ヌートピア国際讃歌」は6秒間の無音トラックであることが国内盤には記されていました。国土も国境もパスポートもない架空の国家ヌートピアの“建国”を宣言して、6秒間の無音トラック「ヌートピア国際讃歌」はこの国の国歌として作られた曲で、再生中に自分の好きな歌を思い浮かべればそれが国歌になるという趣旨でありまた。しかし今回のCD1が90トラック入りで、13トラックからあと78トラック分は全て24秒の無音であることについて、ユニバーサル・ミュージック・ジャパンは作者の意図に関しては個別にこれを説明しない旨を示しています。更にCD1はパソコンでは音楽CDであることさえも認識せず、またユニバーサル・ミュージック・ジャパンはCCCDであることも否定しています。一方ではAmazon Musicで供給される音源には13トラックからあと78トラックは存在していません。これは明らかにCD制作過程で発生したエラーであり、メーカーはこれを認めると全世界に供給したCDを交換しなければならず、意図して作られたと主張しているように感じられます。今後これを再度リマスターした際には無音の78トラックはなくなるのではないでしょうか。消費者に対してメーカーは正直であって欲しいと思います。この「Mind Games」のアルティメイト・コレクションに関しては、音楽雑誌でも取り上げていますが、CD1の謎の90トラック入りに関しては触れられていません。これは雑誌社とCDの発売元にある馴れ合い若しくは忖度が存在しており、雑誌社にはマスコミとしての姿勢に疑問を感じたりします。色々な意味で問題提起された作品でした。尚、AmazonにはCD1の謎の仕様に関しては真摯に対応いただきました。


【3】

ギミ サム トゥルースの発売時、音質の事が気になったまま、今回の、マインドゲームスの発売!このアルバムだけについて、2枚目のアウトテイクは、別にして、1枚目のアルティメイト、SHMでの発売については、疑問を感じます。もともと、ファブ・フォーのレコードについては、かなり、レコーディング技術が先端をいっていたのでかなりの高音質と思いますし、4人のメンバーのレコードについても、同じ事が言えるのでは、と思います。ヨーコ・オノ、ショーンには、悪いけれど、この音質「印象ですが」での発売は、どうかな?マインドゲームスと言う、創造的な言葉で。再度、皆に、問いかけているなら別ですが。シングル・レコードは別に、アルバムでは、「アビー・ロード」の次に、アルバムを当時(2,200円)で購入。(シングルも)、ジャケは、顔が地平線にある変な感じ、日本的な、印鑑もあったり。でも、音の印象は、何故か、ビートリーな感じがして。いまだに、よく聴くレコード。6CDプラス・・・の、アイテムのコメントは、他の方にお願い!あまりにも、長くなりました。アマゾンさんならわかっていただけると?!えっ!まったく理解出来ません。って!!やっぱリ、夏は、冷たい方がいいよね!フリーズ!!!あいすません・・・。how dy!


【4】

プロデューサーのショーン・レノンのエディション別のセンスが抜群!息子としてではなく、1人のミュージシャンとして立派な仕事をしている!


【5】

6CD+2Blu-ray輸入国内盤を購入しました。と言っても、本来収納にもかさばるデカいボックスは買わずにハイレゾ版を買っていたのですが、今回のセットには隠しトラックなる物が入っているので泣く泣く購入。悪い部分の方が多いので、本レビューでは良い部分は割愛します。またオーディオブルーレイに収録のドルビーアトモスやサラウンドも、聴く環境がないので割愛します。今回の6CD+2Blu-rayのボックスは、輸入国内仕様でCDはSHM仕様ではありません。また国内盤だとよく薄いビニールのスリーブに入ってますが、今回のボックスは輸入盤と同様に裸でディスクが入っています。まず値段。6CD+2Blu-rayで3万オーバーって…ちょっと暴利が過ぎませんかね?だってPlastic Ono Bandの時は同じ枚数で17000円前後でしたよ?9月にはボブディランの27枚組ボックスが発売されますが、それでも35000円ですよ?ディスク1ですが、Meat City以降に無音トラックがトラック90まであります。これは海外のファンも同じことを言っていたので、エラー等ではなくおそらくそういう仕様なのでしょう。さてUltimate Mixですが、これまでのリミックスよりもオリジナルの風味をかなり削って仕上げられた感があります。楽器がはっきり聴こえるのは良いのですが、全体的に軽快さよりも重苦しさというか、アルバム自体の湿度が上がった印象を受けました。細かい違いで1番違和感に感じたのは、One Day (At a Time)のエンディングで、オリジナルに入っているサックスがバッサリとカットされいる点。Ultimate Mixの本来のコンセプトって「オリジナルに敬意を払い、ジョンの声がよく聴こえるように」だったと思うんですけど…本リミックスのミキサーとは違いますが、ホワイトアルバムのリミックスの際にジャイルズマーティンは「音を良くしすぎないようにした」と言いましたが、正にそうすることで得られるメリットがよく分かるのが、今回のリミックスです。ディスク2では今回のボックスから初収録のElemental Mixというものが収録されていますが、似たような名前のElement Mix(ディスク3)とは異なる物です。Elemental Mixはリードボーカル入りのストリップミックスのような物(ボーカルとタンバリンとエレキだけ。みたいな)で、Element Mixはリードボーカルすら入っていないトラックです。一回すら聴くのが怪しいけど、こんなの必要??また前回のボックスと違うのは、デモ音源が単体で収録されていない点。Evolution Documentaryというトラック(ディスク4)の冒頭で聴けますが…そういうことじゃない感が否めません。さて隠しトラックですが、ディスクの1曲目を巻き戻す事で再生が可能になっており、これをリッピングするにはExact Audio Copyを使うかCUEファイルを編集して抽出するしか方法がないと思います。iTunesなどの再生アプリに付属するリッピング機能では読み込みできません。ちなみに私はExact Audio Copyでリッピングしましたが、全ての隠しトラックの冒頭数秒が欠けた状態でしかリッピングできませんでした。商品として成り立っていません。…いやそもそも、この類のボックスって今時のアーティストの新アルバムではなくアーカイブ蔵出し企画な訳であって、そんな周りくどい事をする必要があるのでしょうか。Plastic Ono Bandの時は、CDに入らずブルーレイのみに収録されたアウトテイクは、ハイレゾだと普通に購入して聴くことができたりします。ちなみにボックスセットの曲目が書かれている部分に紫外線ライトを照射すると隠しトラックの一覧を見ることができる仕様になっており、付属のブックレットにも同様の仕様で様々な隠し要素があるらしいです。まぁ私は紫外線ライトなんて持ってないしその為に買うのも馬鹿らしいので試していません。レビューの最後に隠しトラックの一覧を書いておきます。実質このボックスで繰り返し聴く事になるであろうディスクは、ディスク1、5、6、ブルーレイ2枚だけで、実質3CD+2Blu-rayのボックスです。そして隠しトラックは現状、頭数秒が欠けた状態でしかリッピングできない。それで3万円。ボッタクリ過ぎて正直お勧めできません。これはプロモーション含め全体的になんですが、異様にオノヨーコがプッシュされている気がしてて違和感を覚えます。Mind Gamesがリリースされた当時はジョンとヨーコの関係が冷え込む「失われた週末」時期に差し掛かるかどうかの時期です。本ボックスのアウトテイクで所々ヨーコの声が聴こえます(おそらくコントロールルームからトークバックで話している)が、ジョンはこのアルバムにヨーコを一切クレジットしていません。そういった経緯があるのに、やたらとPlastic Ono BandやImagineの様にジョン&ヨーコを強調しているのは、ある意味で歴史改竄のような臭いすら感じます(ヨーコの存在自体を否定しているわけではない)。プロデュースがヨーコからショーンに変わりましたけど、彼は遺産をおもちゃとしか思ってないのでしょうか?こういうボックスの役割はそのアルバムの過程と歴史を紐解くことにあり、マルチトラックを足したり引いたりして遊ぶことがメインではないんですよ?って言いたくなります。Plastic Ono Bandのボックスまではヨーコがプロデュースですが、そこまで積み上げたものを一気に崩してきました。何度でも言いますが、以上を踏まえた上でこのボックスは3万円以上します。それでも買うという勇気のある方、止めはしません。Walls and Bridgesはどうなることやら…↓隠しトラック一覧I'm The Greatest [Ultimate Mix] 3:14CD1 & BR1You Are Here [Out-Take Take 4] 9:18CD2 & BR1Mellotron Magic/Weird Slide Guitar 11:16 CD3 & BR1Rock 'n' Roll People [Ultimate Mix] 3:12CD5 & BR2Meat City [Single Version / Ultimate Mix] 2:52 CD6 & BR2I'm The Greatest (Evolution Documentary)3:22 - BR2Matchbox/That's Alright Mama/Heartbreak Hotel (Jam) 2:10 - BR22024年8月2日追記公式によると、8月2日から10月9日にかけて隠しトラックをデジタルで配信/販売されていくようです。現在I’m The GreatestとRock ‘N’ Roll Music、YouAre Here (Take 4)の3トラックが192kHz/24bitで発売されますが、それらはどうやらディスク毎に1アルバムとしてバラ売りするような形式で売られている中に含まれており、ディスク1はMind Games (The Ultimate Mixes)、もう1枚はMind Games (The Elemental Mixes)といアルバムで個別販売されています。これらは1枚4450円とかなり割高な価格設定なので(ディスク個別販売の方を段階的に全て買うと4450円×6枚=26700円、ボックスセットのハイレゾは14054円)、↑のリストにある隠しトラックのみをバラで買い、ボックスの音源はハイレゾで買ったほうが最もコスパが良いです。


▶ Amazonで見る

※この記事は 2025年7月2日 時点の情報です

Xでフォローしよう

おすすめの記事