2022 Apple 11インチiPad Pro

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ブランド:Apple(アップル)

評価:★★★★ (4.6 / 5)

📢 Amazonでの購入者の声を紹介します


【1】

iPad (第9世代)から買い替え。なお、iPadはプライベートやビジネスで使うが、クリエータ用途では使わない。【買い換えの切っ掛け】数か月前にApple Pencil導入してから様々な面でiPadを使うようになり、1月当たりのiPadの利用頻度でみると3~4倍ぐらいに頻度が上昇したので、以前から持っていたiPad (第9世代)に少し物足りなさを感じていた。決定的だったのが、iPhone 15 Plusの購入によりライトニングケーブルが必須なデバイスがiPad (第9世代)だけになったこと。次いで、iPad(第9世代)のバッテリーの状態が85%と微妙な数値だったこと。あとは、iPad(第9世代)を横倒しした時に片側からしか音が鳴らないスピーカー構造だったこと。第9世代が4万円弱で販売できそうなのこと、正規品新品がトータルで8%近い割引で買えることも購入を後押ししてくれた。本機を買う直前にApple Pencil(第2世代)の整備済製品が買えたのも良かった。【用途】●動画再生●考えをまとめるツール(Apple Pencil+メモ帳、Todoリスト、仕事の段取りメモ、マインドマップ)●MacBookのミラーリングディスプレイ●iPhoneのサブディスプレイ(画面サイズや電源消費具合などで使い分け)●iPhoneが使いづらくなる電話時のメモや調べ物●仕事の資料確認や客先別のメモ(Apple Pencil+GoodNotes)●セミナー参加時のメモ(資料や少し離れたホワイトボード(物理)の写真を撮って書き込むなど)●iPadを囲んで資料の確認(その場で写真を撮ったりPDFファイルを書き込こんだりしながらの確認など)●ゲーム(PCゲームをSteam Link経由で仮想コントローラを表示しながらプレイすることが多い)【iPad、iPhone、Macbookの主な使い分け】●iPhone連絡手段、ネット・書籍・動画・ゲームなどの手軽なコンテンツ閲覧、写真・動画撮影、スケジュール管理、キャッシュレス、健康管理ビジネス用途もあるがプライベート用途が多め●iPad腰を据えたコンテンツ閲覧、鉛筆的な用途、印刷しない資料チェック、iPhoneやMacbookのサブデバイス、オンライン会議(参加者側)ビジネス用途とプライベート用途が混在●Macbookガッツリした資料作成、長文の書き込み、オンライン会議(発表者側)ほぼビジネス用途iPadはPCと比べると、iPadは文字入力、データ入力、データ分析などが多いガッツリとした資料作成には向かないし、ビジネス用途で利用の多いMicrosoft Office等のアプリはiPadに最適化されていないことが多い。なお仕事柄、顧客とのデータのやり取りはWindows上で資料を作ったほうが互換性が高いのでMacbookのなかでWindowsも動かせるようにしている。一方で、iPadは動画再生やWebなどの閲覧のしやすさに加え、資料確認や勉強(蛍光ペンなどを使った下線・暗記のための塗りつぶし、ちょいメモ)、メモ(素早いメモ、文字や絵でのアイデア書き込み)など以前からPCよりも鉛筆などを使っていた領域を置き換える用途に使える。さらにこれらに特化したアプリを利用すると非常に便利である。極論ではあるが、iPad単体だと閲覧用途やスマホの代替用途が強く、Apple Pencilを加えることでイメージや感覚を重視した右脳が優勢になる作業で道が開け、キーボードを加えることで(PCほどではないが)左脳が優勢になる文章作成などの論理的な仕事がしやすくなる。なお後述するが、最近は重たいノートPC代わりに資料作りなどでiPadが使えないか検証(iPadをサブディスプレイにして軽量のWin PCを持ち歩きたり、iPadのOfficeアプリの検証をしたりなど)を行っており、様々な問題はあるが、ノートPCを持ち運ぶ頻度を減らしている。【買い替え時の必要要件】●USB-C●MacBookのサブディスプレイにした時にアスペクト比が一致すること●動画閲覧時にiPadを横倒しした時にスピーカーが両方から聞こえること●Apple Pencilの使いやすさ(ラミネーションディスプレイ)【買い替え時の希望要件】●満足感が高いこと、購入後の後悔が少ないこと●画面の大きさ、重さ、携帯性のバランスの良さ●スピーカーの音の良さ●日の下でも輝度の高いディスプレイ。●ストレージが128GB以上●SoCはMシリーズ(MacbookはIntel CPUを使い続けており、Mシリーズを試したい)●ProMotionによる120Hz●正規品を正規代理店などで安く買えること●iPadを手放すときにiPad購入時とiPad販売時の差額が小さいこと●次の新モデルがでるのが遅いシリーズ●OSアップグレードの対象期間が長いこと●LiDARスキャナの搭載●コスパや物を大切にしたい観点からApple Pencilは第1世代を使いまわしたいが、第2世代がかなり気になる【いらない機能】●Cellularモデル。iPhoneでテザリングすればOK●PCと同等の機能。モバイル用にMacbook、ソコソコ性能の良いWindowsデスクトップPCを持っているから不要【買い換え候補のiPad】●iPad (第10世代)●iPad Air (第5世代)●iPad Pro 11インチ(第4世代)●iPad Pro 12.9インチ(第6世代)●未発表の次期iPad●中古のiPad●番外:iPad mini●番外:2台持ちによる携帯性と実用性の両立【買い換え候補の検証】●iPad (第10世代)コスパが良く、リセールバリューは高く、必要要件と希望要件の多くを満たしていたけど、Apple Pencil 第二世代とApple Pencilが使いやすくなるラミネーションディスプレイに未対応だったので脱落。●iPad Air (第5世代)トータルバランスが良く悩んだけど、ストレージ容量が64GBと256GBしか選択肢がない。256GBにするとiPad Pro 11インチ(第4世代)と価格差が大きくない。それなら4スピーカー、120Hz対応、M2のProが良いと思い脱落。●iPad Pro 12.9インチ(第6世代)調べながら書き込むような2画面の同時表示のしやすさ、画面が広くてApple Pencilが使いやすそう、mini LEDの綺麗さと高輝度が良さげなどの理由で最後まで悩んだ。しかし、手で持って使ったり持ち運んだりするときの重さが厳しい。寝っ転がりながら使うならサイズも大きい。自分の用途やmacbookとの併用を考えると12.9インチや高い輝度が有用な状況が限定されるなど感じて脱落。●未発表の次期iPadiPad Proの次の新モデルも考えたが、個人的にOLEDは重視していないのに、次のモデルはOLEDになり価格が非常に高くなると予想されている。また半年~8か月後に発表予想されており我慢の限界を超えそうだったこと。●中古のiPad納得できる価格になると3世代落ちぐらいだったし、3世代落ちだとバッテリー不安とiOSの更新期間が短くなることで脱落。●番外:iPad mini以前、8インチタブレットを使っていたのでminiのサイズ・重さの使い勝手よさはわかるけど、iPhone 15 Plus(6.7インチ)と10.9から11インチのiPadがあれば穴埋めできると考えて除外。●番外:2台持ちによる携帯性と実用性の両立用途がプライベートとビジネス、室内と外出での利用だったため、大きさと携帯性は難しい判断だったが、iPad Pro 11はある意味でオールマイティー、ある意味で中途半端な感じがする。色々と考えると1台持ちが理想だが、iPad miniとiPad Pro 12.9の2台持ちでも良かったと感じるときもある。【インストール作業】iPad (第9世代)からの移行。個人的には、簡単、素早く…、とまでは言えなかった。OSアップグレード、インストールの失敗、アプリの再設定などがあったので…それでもiPhoneと比べると利用アプリが限定的なこともあり、3時間ぐらいで大まかな作業は済んだ。【周辺機器・重さ・利用スタイル】●iPad Pro 11第4世代:約466g●Apple Pencil第2世代:約18g●ガラスフィルタ:約40g●カメラカバー:約2g●カバーとペンホルダ付きケース:約225g●着脱式ペーパーフィルム:約11g+保存ケース約18g●タブレットを持ち運ぶためのクッションケース:約35g●USBケーブル:約28g●付属品の20W充電器:約59g●Mobo Keyboard 2(キーボード単体280g、ケース兼スタンド170g)●Apple Trackpad 3:約229g●Logicool MX Anywhere 3 マウス:約100g●65W充電器(USB-C2口、USB-A 1口): 約105g自分の状況では重さは普段使う3つの形態となるが、以下の通り●室内でのスタイル本体、ガラスフィルタ、カメラカバーの合計 約506g●主な外出時のスタイルiPadの室内スタイル(約506g)に加え、カバーケース、Apple Pencilの合計 約747g+iPhone 約240g+リュックタイプのカバン約500g+Macbook Pro 13インチ+カバーなど 約1700g+AC充電器、マウス、AirPods、各種ケーブル、USBメモリー、ボールペン、名刺など約440g●Macbookを持ち歩かずiPadだけで仕事をするスタイルiPadの室内スタイル 506gに加えMOBO Keyboard:約450gMagic Tracpad:約230gLogicoolマウス:約100gApple Pencil第2世代:約18gAirpods Pro 2:約56グラムiPadや周辺機器を入れるケース:35gなど合計 約1400g+iPhone:約240g+手提げかばん:約234g+ケーブル、充電器など:約240g【購入後の所感】●USB-C化ライトニングケーブルが不要になり充電ケーブルが一元化できたのは良い。ただし持ち運び用のケーブル数を減らすことはできなかった。●ストレージ128GB30GB超の原神などのゲームや動画サブスクのダウンロードを使うなら256GB以上にしても良かったかも。いまはiPadでしかやれないゲームを除けばiPadにゲームはインストールせず、後述するASUS ROG AllyにSteam Linkアプリでリモートして使うぐらいになった。●画面サイズiPad(第9世代)のホームボタンがなくなりベゼルレスになって大満足。机の上に据え置きで動画を見るならちょうどよい6.7インチのiPhone 15 Plusと比べると、iPhone 15 Plusの縦幅がiPad Pro 11の横幅ぐらい、横幅の3台分がiPad Pro 11の縦幅ぐらい。Sidecarでのアスペクト比の問題も解消?●画面の綺麗さ、明るさiPad(第9世代)の頃から綺麗目の問題なのかもしれないが、輝度高めで利用している120Hzを重視する人も多いようだが、日常的な閲覧であれば自分的には60Hzでも見やすさに影響は感じない。●スピーカー4スピーカーの満足感が非常に高い。iPadを両手持ちしても、スピーカーが手で隠れて音が聞こえなくならない。音質はiPad (第9世代)やiPhone 15 Plusと比べて音質が良く感じる。まぁ、スピーカーサイズは同じかもしれないけどスピーカーの数は増えているしね。ちなみにiPad Pro 12.9インチの音が良いという話があるようだが、スピーカーの径が11インチよりも大きいためと思われる。ただし質の良い外部スピーカー(径が大きかったり、複数のスピーカーが連動したり、サブウゥーファなどスピーカーが用途別に分かれていたり、良いDACが搭載されていたり…)の方が音質は良い。もし音質重視なら外部スピーカーに繋げたり、AirPodsで聴いたりしたほうが良い。とはいえ動画閲覧やゲームプレイのたびにiPadを外部スピーカーに繋げるのも面倒なので内部スピーカーばかり聞いているんだけど。重低音などが多めのゲームや動画の閲覧中にiPadを手にもつとビリビリと震えるのが伝わるのも臨場感が高まるので気に入っている。●SoC日常操作だとiPad (第9世代)時点でも気にならなかった。試しにインストールしたBio Hazard Villageおよび原神(最高設定)でもカクツキや遅延はないと感じる。ただしゲーム中は発熱も消費電力も爆上がりするし、リフレッシュレートを120Hzにすると桁違いになる。●背面カメラ写真を撮るならより高性能で取り回しのよいiPhoneがあるから、個人的に背面カメラの利用度は低め。ときどき書類のスキャン機能を使って紙資料を取り込んだり、お客さんの紙資料を写真を取って、上書きするぐらいかな。●バッテリー動画閲覧、ネット閲覧などの用途ではiPad (第9世代)と比べバッテリーの減りが速いと感じる。Apple公式情報の「ネット利用・ビデオ再生で最大10時間」程は持たないと感じる●追加:充電速度PDには対応しているものの遅い。充電速度を改善するには、iPad Pro 11は最大30W(15V/2A)らしいので、付属の充電器(20W?)から30W対応のPD充電器に変えたほうがいい。ちなみに感覚的なものだが、充電する際にMacbook Pro(2020 Intel)経由で充電することもあるが、なぜか充電速度が速めなので、iPadとMacbookと同時に充電したいがコンセントが1つしかない場合は、Macbookをコンセントに繋げて充電しつつ、iPadはMacbookにUSBケーブルを繋げて充電すると、2つともスムーズに充電できる。●追加:iPadから他のデバイスに充電仕様かどうかは知らないけど、Apple Watch、Airpods、USB充電タイプのキーボードやマウスなどの充電ケーブルをiPadに繋げると充電できる。●追加:バッテリー消費を抑える使い方・バックグラウンドで常時監視したりGPSを使ったりするアプリは、設定から必要なもの以外無効化する・アプリはできるだけ落とさない(起動時に電源を食うようなので)・見やすさに支障がないぐらいまで明るさを下げる。・寝る前、持ち運び中、使わない時は機内モードにする。Wi-Fi・Bluetooth・インターネット共有はOFFにする。・サブスクでの動画再生ならストリミング再生ではなく、コンテンツをダウンロードしたあと機内モードにして動画再生する・Apple Pencilを長時間使うなどProMotionは必要な時以外は、設定アプリから「フレームレートを制限=ON」にする 。※節電になる時もあるので一概には言えないのだが…・Apple Pencilを長時間使う作業前でない限り、Apple Pencilへの充電を防ぐため本体とApple Pencilをマグネット接続しない。・動画を長時間視聴する時は内臓スピーカーよりもBluetooth接続した外部機器(イヤホンやスピーカー)にする。・コンセントのない所での3Dゲームプレイは、必ずフレームレートを下げ、画像効果も低くする。・支障がないときは低電力モードにしておく。コントロールパネルを編集すれば低電力モードのボタンも配置できる。これらを徹底すると素の設定よりも随分とバッテリーが長持ちする。●追加:電池用ショートカット作成最近は以下のショートカットアプリで作り、ホーム画面に置き、使い分けることで、多少、電源の持ちを長くしやすくしている。・iPadを閉じるショートカット機内モードと低電力モードをON、BluetoothとWi-FiをOFF、画面をロックこのショートカットを使うと探すアプリでiPadが見つからない通知が出やすくなるので、iPadをよく持ち運ぶ場所は探すアプリの例外場所として登録したほうた良い。オートメーションで、この場所(iPadを持ち運ぶ場所)を出発したらすぐに実行にしておくとショートカットの押し忘れを防止できる。・通信を有効ショートカット機内モードと低電力モードをOFF、BluetoothとWi-FiをONネット接続やBluetooth接続が確実なアプリについては、オートメーションのアプリを開いたときを使い、このショートカットを自動実行するようにすると、上記のiPadを閉じるショートカットとの相互運用における手間が少しだけ緩和される。●FaceID画面サイズを小さくする物理的なホームボタンよりもFaceIDの方が良いと思う。認識の感度や学習機能が良いのか、最初の登録からしばらく経つと、多少向きがおかしい、メガネの有無などにも対応してくれる。ただし、マスク姿には非対応。また、iPadを素で使うと上下が分からなくなることがあるが、FaceIDは上下逆でも判定してくれるのでロック解除がスムーズである。一方で、ロック解除時点でカメラが下になっていることに気づかず、その時に画面の向きのロックをしていると上下逆で使い続け、操作途中に気づいて上下を正しくするという煩わしさはある。あと、カメラを手で隠して画面認証ができないことに気が付かない時もある(ただしiPadがカメラに矢印を示して教えてくれる)。●LiDARスキャナー3Dスキャナーアプリが軽快に動く。いまは必須ではないが、今後少しづつ用途を増やしたいセンサーではある。【ステージマネージャー】M1以降(?)のSoC搭載のiPadで対応しているアプリをマルチウインドウで表示して(ある程度だが)自由配置できる機能。似た機能にSplit ViewやSplit Overがあるけど似て非なるもの。11インチのiPad Proだと画面が小さく使いづらいと思っていたし、外部モニターに繋げつつステージマネージャーを使うような情報が多くて意味がない機能かなぁ~とも思っていたけど、iPad単体でも使えることがある。●「iPadを縦にしながら上下に2画面表示」&「SplitViewに非対応の画面を分割表示」の併用Amazon Prime VideoやYoutubeとかピクチャー・イン・ピクチャーで小さくなってしまう画面を少しでも大きく表示しつつメモ帳への書き込みとか原作書籍の同時表示とかをしたり、ゲームしながら攻略サイトを表示したり、Zoom等のオンライン会議中(特に全画面表示中)に会議資料を表示したりできる。SplitViewよりも画面表示領域は小さくなるものの、動画アプリやゲームはSplitView非対応なこともあるので利便性が向上する。また、動画アプリ、ゲーム、オンライン会議などは縦長の画面よりも横長の画面の方が見やすい。●寝っ転がりながら動画を見るとき寝っ転がりながら動画を見るときにiPadが横向きにしか表示できないとiPadを支える手を少し上にしなければならなくて意外と疲れる。iPadを縦向きに固定した上でステージマネージャーを利用すると、画面を小さくなるものの、支える手を少し下のほうに持っていくことができ、手が疲れなくて良い。●3画面以上を一つの画面に表示右側に参考資料アプリ(例えばSafariを2つとか、写真アプリとPDFとか)、左側にメモ帳・GoodNotes・SNS・暗記アプリなど記入アプリを起動しておくと、参考アプリを切り替えながらアプリへの記入もしやすくなる。また、2つの参考資料アプリではなく1つを動画アプリにするのも良い。たとえば映画やアニメやミュージックビデオなどの動画を立ち上げながら、参考資料を見ながら、記入も行うということもできる。●コントロールセンターでステージマネージャーを切り替えるステージマネージャーにはバグが多い、使い勝手の悪い、アプリが非対応などもあるため、ステージマネージャのON/OFFをしやすくするためコントロールセンターにステージマネージャーボタンを設置し、かつ、できるだけ表示領域を大きくするためステージマネージャー中はDockや最近の履歴を表示しないように設定している。【デバイス連携】●Apple Pencil第2世代ビジネスおよび趣味できちっとした絵を描くことはないが、手書きのメモ率は高いし、頭のイメージをまとめるラフ画を純正のメモアプリで書くことも多い。また、お客さんの目の前で紙やホワイトボードの代替にすることも多くて重宝する。この場合、ピンチイン・ピンチアウトで拡大縮小ができると話しやすいので、フリーに絵を描くなら純正のフリーボードアプリ、その場で写真を複数枚撮り話すならページ単位のGoodNotesが便利。ラミネーションディスプレイと120Hz化により文字を書くときの違和感はほぼなくなった。なお120Hzが有効に感じるのは、丁寧に書く文字や長い線などを書きながら描画内容も同時に目で追いかけるときの追随性で、一方で60Hzでも頭の中にある内容をサラサラっと書き出す殴り書きの文字や、既存文章の下線引きなどでは気にならない。ダブルタップによる消しゴムも良い。iPad Pro専用のポイント機能はメモアプリでは使えるが、GoodNotesでは使えないのが残念。メモアプリのポイント機能の例としては、ホバー中にペンの着地ポイント、消しゴムで消した結果、マーカーの色、クレヨンの傾きによる描画範囲など事前表示されたり、現在のペンの状態(オブジェクト消しゴム、ピクセル消しゴム、鉛筆、ペン、マーカーなどの状態)が表示されたりする。ペーパーフィルムがあると入力はしやすいが画質は極端に落ちるため、着脱可能なペーパーフィルムが良い。●Airpodsとの連携iPhone、Macbook、iPadを持っていると再生しているデバイスに合わせて、Airpodsが自動的に再生先を変えてくれるのが便利。●物理キーボードノートPCを保有していると大抵のケースでは外部キーボードは必要ないが、簡単な文章を書きたいができるだけ荷物を軽くしたいときには使える。Macbookを保有者がトラックパッドや物理キーボードを試したいならば、ユニバーサルコントロールでMacbookとiPadを繋げてMacbook上で試してから購入を検討してみるとよい。あと純正のMagic Keyboardは良さそうなキーボードではあるものの、2024年に様々なブラッシュアップされて互換性もなくなる噂があるため、急いでほしい人を除けば少し待つか、安めのBluetoothキーボードで様子見するのも良いと思う。●追加:物理キーボードを持たない時の文字入力の効率化手書きでも問題ないメモならApple Pencilがあれば良い。外出先では使いづらい時もあるが、静かな場所で使う文章入力なら音声入力が一番楽。騒音がありiPadの音声入力が反応しないところでも口元まで近づけやすいiPhoneなら音声入力できるのでiPhoneでメモアプリなどに音声入力してコピーしてユニバーサルクリップボード経由でiPadに貼り付けるという手もある。なお、iPadとiPhone共通として音声入力の際に英語入力が煩わしい場合は、[一般]→[キーボード]→[音声入力言語]から英語を削除すると良い。もし仮想キーボードを使うなら、スマホでおなじみのフリック入力モードにすればよい。なおフリック入力モードは、キーボードが表示されている状態で2本指のピンチインをするとフリック入力モード、2本指のピンチアウトをすれば元のキーボードに戻る。また、仮想キーボードでもローマ字入力が使えるため、フリック入力よりもローマ字入力が好きな人は[一般]→[キーボード]→[日本語-ローマ字入力]を追加すると良い。iPad上のアプリに長文入力したいときにキーボード入力ができるMacbookやフリック入力ができるiPhoneが近くにあるならメモアプリなどに長文を入力後にユニバーサルクリップボード経由でコピペすることもできる。●物理トラックパッドや物理マウス個人的には物理キーボード以上にいらないが、iPad主体でドキュメント作成をする人は必須になると思う。共通としての問題は、マウスカーソルが⚫︎(文字の上ではI)にしかできないこと。◾️物理マウスマウスの利点は、慣れている右クリック、ドラック(ファイルドラックや文字範囲の選択など)のしやすさ、カーソルの長距離移動のしやすさ、細かなカーソル移動のしやすさなどである。問題の1つ目は、左右ボタン以外が意図せぬ動作をすること。ホイールした時の画面スクロールの向きが通常と反対になるため、気になる人は設定→一般→トラックパットとマウス→ナチュラスなスクロールからスクロール方向を変更できる。戻る・進むなどが割り当てられているボタンは基本使えない。左右のボタン以外の設定は、アクセンビリティ→タッチ→AssintiveTouchのデバイスおよびカスタムジェスチャから変えられる。求めるほどではないにしても、この機能を使えばある程度使えるようになる。問題の2つ目はアプリ間移動がやりづらいこと。キーボードを持っていれば、cmd + Tab キーによりアプリの移動はできる。もしくはマウスカーソルを画面下のバーまで持っていきドラックするとアプリ遷移画面になる。問題の3つ目は、ピンチイン、ピンチアウトで画面の拡大縮小ができないこと。◾️トラックパッド上記の問題のうち、アプリ間移動と画面の拡大縮小の問題はクリアされる。ただ、Apple TrackpadとMagic Keyboardの共通の問題は、高価で、重い。トラックパッドがマウスより劣る点は、アイコンドラックや文字選択などドラックがしにくいこと。ちなみに文字選択では、ダブルタップによる単語選択、トリプルタップによる行選択、ピンチアウトによる文字拡大などを使えると若干操作性が改善する。◾️物理マウスとTrackpadのどっちを選ぶ?片方持ちであればTrackpad一択だと思う。ただマウスに慣れている人なら、両方持ち歩くのもいいと思う。◾️オールインワンのMagic Keyboardか?、キーボードなどを個別に集めるか?私はMagic Keyboardは持っておらず軽く触ったくらいで、カバー、iPad立て、キーボード、Apple純正Trackpadなどを個別購入したが、最近、iPadでの資料作りを増やしてからiPadのみ使う前提ならMagic Keyboardは悪くないと感じ始めた。Magic Keyboardを買わなかった理由は、価格が高い、EscとF1〜F12キーがない、重そう、マルチペアリングがないなどで、特にEscキーがないのは致命的だったから。※Magic Keyboad投入当時、Macbook ProではEscとF1〜F12キーがなくなりTouch Barになったが、その流れがMagic Keyboardにもきたのだと思う。なお、ユーザーからの失望の声が大きかったのか2020年のMacbook Proから物理Escキーが復活し、2023年のMacbook ProではTouch BarがなくなりF1〜F12キーが復活している。ただ、iPadのみで使う前提で総合的に考えるとコンパクトさ、重さ、使う場所を選ばない、利便性などでMagic Keyboardは良い落とし所だと感じ始めている。●モニター出力最近、外部モニターがある客先でのiPadを繋げて打ち合わせする機会が激増している。基本はMacbook上の資料を見せながら話すのだが、iPadだと打合せ直前に作った手書きのアジェンダーを表示したり、ホワイトボードのように使ったりできて便利である。MacBook と iPad の切り替えもHDMI-USB 変換器を抜き差しするだけ切り替えができる。ただ、プライベート利用でモニターにAmazon Prime Videoアプリのコンテンツを表示させようとしたら「VGA接続はサポートされていません」みたいなエラーが出るため動画を見れなかった。YouTubeアプリは問題ないのに…。●iPhoneとの連携何はともあれネット接続に必須なテザリング。次いでユニバーサルクリップボードを使い写真の切り抜きや文字列を送ったりもする。他にiCloudやAirDropを経由してiPhoneで撮った写真を共有することもある。iPadでも写真撮影はできるけどiPhoneの方が写真撮影しやすいからね。あとはiCloude経由でメモ帳やGoodNotes等のデータを共有することも多い。Safariの履歴を共有できるのも何気に良いなおiPhoneとiPadの両方を使うとSirがi両方のデバイスから干渉しやすいので、iPad側は設定→Siriと検索→”Hey Siri” を聞き取る をOFFにしている●Macbookとの連携一番良い点は、Sidecarを使ったミラーリングディスプレイで、モニターがない外出先で客と打合せするときは必須機能。次いでiPadやMacbookで作ったデータをコピペできるユニバーサルクリップボードが便利。たとえばGoodNotesで作った絵をコピーして、Macbook上のパワポに張り付けたりできる。その逆も可能。あと、PC上だとやりづらい写真から人物だけを取り出すなどの不定形なトリミングがGoodNotes+Apple Pencilがあるとやりやすいので重宝している。GoodNotesで取り込むファイルデータはオンラインストレージ経由で共有する。何故か送信速度が遅いAirDropでのファイル共有はほとんど使わない。ユニバーサルコントロールを使ったキーボードとトラックパッドの共有機能は良いと思うけど、Macbookも同時に持っていればiPadのアプリ上での長時間の資料作成作業は皆無なので、自分としては物理キーボードなどのお試し機能程度である。●UVCによるWindows PCのサブモニター後述するWindows PCのサブモニター以外の話として、少しだけ変わった実例を2つほど。1つめは、お客さんのノートPCをミラーリング。お客さんのノートPC操作する後ろで見ながらアドバイスする時もあるけど、HDMIケーブルを挿してサブモニター化できると、横に座りながら画面を見ることができるし、iPadを自分の見やすい位置に置いたり、目が疲れていて少し離れると見づらい画面を目の前までもってきてもいいしと何かと便利。2つめは、Intel MacbookのBootCampを使っているときのWindows OSでブートした時のサブモニター用途。このケースだとSidecar機能が使えないが、非常に稀に、仮想Windowsだとうまく動かないWindowsアプリのデモンストレーションをするときに上記の組み合わせでもサブディスプレイ化できるので重宝している。【iPhoneやPCと非連動のサブディスプレイ】●オンラインでの打ち合わせ・セミナー・研修オンライン打ち合わせなどではPDFなどで資料を事前配布される時があるが、自分が視聴者になると話し手がオンラインツールで資料を共有すると全面表示され、自分が見たい資料のページを見ずらい。この場合は、PCでオンラインツールを立ち上げ、資料はiPadで閲覧、気づいた点はApple Pencilで資料に書き込むのがやりやすい。前述の通りステージマネージャーを使ったオンライン会議ツールと資料の2画面同時表示もできるけど、PCとiPadを非連動で使う方が資料を大きく表示出来るため、書き込みなどはしやすい。一方で、ステージマネージャーによる2画面表示のメリットはiPadのみで完結するのでPCを置くための机が不要で自動車・電車の中などの移行中のオンライン打ち合わせに向いている。なおオンラインの結果を電子ドキュメントにまとめて提出する必要がある場合は、iPadでオンライン会議ツールを起動して、電子ドキュメントをPCで起動すると、オンライン中にドキュメントを書き込めるので都合が良い。あとオンライン打ち合わせ中に文字以外の情報を相手に見せたいとき、PCとiPadの両方でZoomにログインしておき、必要に応じてiPad+お絵描きアプリ(メモ帳、ホワイトボード、GoodNotesなど)を画面共有しながらApple Pencilを使い記入することもある。Zoom付属のホワイトボードと違い複数人での同時編集はできないが、GoodNotesなどの高機能アプリを使えたり会議終了後にもデータ流用しやすい。●電子ドキュメントのチェック作業ときどき自分や他人が作った電子ドキュメントを、チェックシートなど別の電子データを使ってチェックする作業がある。このときもPCとiPadで別々のコンテンツを立ち上げ、片方をコンテンツ閲覧用、もう片方をチェック用のコンテンツ用として分けて作業すると作業がしやすい。●仕事中に趣味のコンテンツ再生周りに人がいないところで仕事する際に、PCで仕事、iPadで趣味の再生という使い方もできる。音楽を聞きながら仕事をすることもあるが、動画、オートモードのあるノベルゲー、あまり手間のかからないゲームのレベルアップとか、オーディブルなども可。同じディスプレイPC上でマルチウィンドウだったり、同じPCの別モニターに映しながらもできるけど、視線の邪魔にならない位置に趣味の再生を行うiPadがあると、仕事に集中できるし、仕事だけでなく趣味も満喫しているという満足感もある。ただし没頭したいコンテンツ再生にはむかない。あと生産性が下がる人もいるかもしれないので注意。●参考資料のiPadと実作業PC普通の使い方だけど、スワイプなどで簡単に操作できるネットや電子書籍を参考資料にしながら、PCで作業するときの使い分け。スマホの画面(今使っている6.7インチのiPhone Plusを含む)の大きさだと資料が少し小さい画面になるのでiPadぐらいの画面の大きさがほしい。●iPhoneとiPadを使いYoutubeとアマプラを同時視聴ストレッチのためYoutubeの動画でリズムをとりながら、趣味のアマプラも視聴している。健康、趣味をタイパよくできるのが良い。【ゲーム用途(主にSteam Link経由のPCゲーの話)】個人的にスマホゲームよりも圧倒的にPCゲームのプレイの方が多い。iPad(第9世代)を利用していた最後の頃、タブレット端末にSteam Linkを導入したことで、別の部屋にあるデスクトップPCに接続しながら iPadを使い座ったり寝っ転がったりしながゲームすることが増えた。Steam Linkの良い所は、スピーカー等がiPadなどSteam Linkの接続側のデバイスを使えること、タブレット全体にゲーム画面が表示されること、仮想コントローラが表示できること、Bluetooth接続したコントローラも利用できること、Steam側でキーカスタマイズできること、Steamアプリに登録した非SteamのPCゲームが動くことなどがある。一方で悪い点として、PC本体とモニターが付いていないとPCゲームができないこと、Wi-Fiが不安定だとゲームが中断するなどの問題もある。Steamゲームは大きなモニターでゲームをプレイすることが前提なので、概ねスマホよりも画面の大きなタブレット端末のほうが相性が良い。iPad Pro 11の導入により、iPad(第9世代)のホームボタンがなく画面の左右バランスが均一となりゲームの仮想コントローラが使いやすくなり、片側にしかついていないiPad(第9世代)のスピーカーの弊害による音に関する問題もクリアされたうえに、iPad Proの4スピーカーによる音質も向上あった。一方でゲームをプレイするにはiPad Pro 11は少し大きい・重い、物理コントローラと比べると仮想ゲームコントローラは操作がしにくい、仮想コントローラは意外と指に摩擦負荷があるらしくスティックの利用頻度が多いゲームだと指も痛くなりやすいなどの問題もある。iPad Pro 11購入後に、7インチディスプレイのゲーミングUMPCのROG Allyを買ったことで上記の問題の多くが回避したのでPCゲームをiPadでプレイする頻度は7割ほど減少した。とはいえ、iPadでしかできないスマホゲーも持っているし、Steamでも画面が大きいiPadの方がプレイしやすいゲームもあり、ROG AllyよりもiPad Proの方が軽いし、さらにはROG Ally経由のSteam LinkもできるのでデスクトップPCを立ち上げる手間が省ける。PCゲームでもマウスクリックが中心操作となるノベルゲームは、コントローラによる操作性の向上よりも画面の大きさや音質が大切なことが多いため、ROG AllyよりもSteam Link経由のiPad Proの方がメリットが多いと感じる。【モバイルでのWindows PCモニター】需要はあるかどうか不明だけど、外出中にWindowPCのモバイルモニターとして使える。接続方法としては、無線でのリモートデスクトップ接続と有線でのUVC接続がある。※無線の場合、少し面倒だけどiPhoneのWi-Fiテザリング(インターネット共有)を使ってiPadとPCをネット接続。もしくはPC側でモバイルホットスポットを起動してiPadでWi-Fi接続。実験中だけど、前述のWindows 11内臓のゲームコントローラ一一体型のポータブルゲーミングPC ASUS ROG Ally(本体608g)で試した。Allyはバッテリー容量が少ないなど幾つかの問題があるものの、内臓バッテリーがあり、外出中でもiPhone経由でWi-FiでiPadとAllyを繋げられ、Officeなどを使った資料づくりなどの用途は出来そう。ゲーミングPCのためCPU性能は非常に高いのでソコソコの処理性能が必要な用途でも使えそう(GPU性能はGeforce GTX 1650に劣るぐらいらしい)。なにより手持ちの物理キーボードと物理マウスを加えても、ケース保護したMacbookと比べて600g以上は荷物を軽く軽くできる。外出先のネット接続が安定しており電気代を無視できるなら自宅や事務所に常時起動するWinPCを用意して、そこにGoogleリモートデスクトップ接続をすればPCの持ち運びが不要になる。これは試してないけど安定して軽くするのであれば200g未満のスティックタイプのWindows PCという手もあるけどバッテリー非搭載なので注意。他にもWindowsタブレットという手もあるけど、Intel/Arm CPU問題の考慮が必要だし、そもそもWindowsタブレットを持っているのにWindowsが使いたくてiPadに繋げる意味は薄いと思うし…。なお作業効率を考えるならiPadは11インチよりも12.9インチの方が良いかも。追加:WinPCのサブディスプレイ(リモートデスクトップを含む)あれこれ●iPadのマウスポインタが丸で変更できない。Windows利用時はWindowsでおなじみの矢印マウスポインタなどにしたいが、接続方法によっては丸になる。丸ポインタだとExcelのような状況に応じてマウスポインタが変わるアプリで使いづらい。●iPadはUSB-C端子が1つのため、UVC経由でサブディスプレイ化すると充電が同時にできない。またHDMIケーブルやキャプチャー機能付きのUSB-Cケーブルの持ち運びが発生する。●モバイル時に接続できるか?●モバイルかつ無線時にWindows側のモバイルホットスポットが使えるか?●UVC接続の場合・Windowsで矢印カーソルなどが使える・ケーブル持ち運びが発生する・有線接続のためモバイルホットスポットは関係ない(インターネット接続やwi-fi 接続が不要)●Googleリモートデスクトップ接続・Windowsで矢印カーソルなどが使えず、丸ポインタ固定となる・ケーブルは不要・その場にWinPCがなくてもWin PC が起動しており、iPadとWinPCがともにネットに接続できる状況であれば簡単に接続できる・iPadとともに手元に Windows PC があったとしてもモバイルホットスポットは使えない・音の再生ができるかは微妙(昔からできたり、できなかったり)・Win ProシリーズでなくてもOK●Microsoft RD Client・Windowsで矢印カーソルなどが使える・ケーブルは不要・多分、モバイル時に手元のPCと接続できない。ただし自宅や事務所のルーターのボート設定をしたり、VPSサービスを使うなら接続できると思われる。・多分、モバイルホットスポットは使えない・Win Proシリーズでないと不都合が出やすい●Steam Linkを使った接続・Windows矢印が使える・ケーブルは不要・モバイル時にモバイルホットスポットが使える・本来ゲーム用のリモート接続のため、接続後にSteam画面の上にアプリを表示させるなどの工夫が必要。・ゲーム用ということもありサウンドをiPadで鳴らせる。※DACもiPad側と思われる・Win ProシリーズでなくてもOK外出時にコンパクトなWinPCを持ち出すなら有線のUVCか無線のSteam Linkが接続しやすい。丸ポインター問題はあるけど自宅や事務所でPCを立ち上げネット経由で接続できるGoogleリモートデスクトップ接続も有力。Microsoft RD ClientはMS純正アプリだがモバイル利用はハードルが高いがVPSが使えるなら有力、といった感じなのかな?【Macbookの役割を減らしiPadの役割を増やす】MacbookとiPadの2台持ちは重たいので、iPadで完結できそうな作業を増やし、Macbookの持ち運びを減らしている。追加で、Mobo Keyboard 2、Apple Trackpad 3、Logicool MX Anywhere 3 を導入したのはその流れ。●長文メール作成長文を書くには、キーボードが利便性が高いし、Mobo Keyboard 2はMacbookと似たキー配列、キーピッチが広いなどで重宝している。●Microsoft Office利用iPadにもMicrosoft Officeが提供されているがライセンスがないと編集はできない。Microsoft 365のサブスクなどで1ライセンスで複数台使えるライセンスを持っている人でないと編集は試しづらい。キーボードとマウス(もしくはトラックパッド)はほぼ必須。可能なら、ドラックや精密動作のしやすいマウス、画面操作がしやすいトラックパッドを両方使うと良い。Windows版やMac版と比べると機能制約が多いが、よく使う機能は全機能の20%ぐらいという80:20の法則で例えると20は使えるが30には届かない感じ。なお機能制約についてだが、Windows版などで作ったファイルを修正して使いまわすなら問題ないこともあるなので、テンプレート的に使いまわすファイルはiPad版では新規に作らずにWindows版で新規に作っておくのがいいかもしれない。厄介なことの1つ目はファイル保存の違い。まず上書き保存という概念がなく自動保存される。Googleドライブ上のファイルは開くと自動的にコピーされるので一度iPadにファイルコピーしてからファイルを開き、作成後にGoogleドライブにアップロードする必要があるなどのわずらわしさがある。(iPad上では問題ない。OneDriveだとクラウドへの自動保存に対応しているらしい)厄介なことの2つ目はファイルアプリなどからOffice系ファイルを開くと1画面しか開けないこと。Wordファイルを2つ同時表示とか、WordファイルとExcelファイルを1つづつ同時表示とかできないので、他の資料を参照しながら作業といったことができない。回避方法は、1つ目のOfficeアプリを開いた後、画面上の…などからSplit Viewで「別のアプリを追加」を選択して該当のOfficeアプリを新たに立ち上げてからOfficeアプリのファイルを開く機能を通じて2つ目のファイルを開くこと。この操作はPCでのマルチウィンドウシステムに慣れている自分からすると非常にめんどくさい。操作性についてもキー入力やリボン操作がWindows版やMac版と違う操作を求められることが多くて慣れるのは大変ではある。とはいえ、様々な欠点があるとしてもPCを頼らずにOfficeドキュメントを操作できるのは良い。PCと比較したiPadでの所感だが、Wordは報告書の記載ぐらいなら使える、Excelは簡単なレベルなら使えるが生産性が悪い。●ブラウザ経由のクラウドサービス利用ブラウザ経由のクラウドサービスはWebアプリの性質上、PCでできることのほとんどはiPadでも作業できる。ただしiPadやPCと表示が違う場合があったり、ブラウザアプリの機能制約とかあったりという問題はある。【iPad Pro 11(第4世代)の総評】どこかで「スマホとパソコンと違い、タブレットは自ら使い方を考えないと使わなくなる」という話を聞いたが、iPad自身もそうだし、iPad 10無印 やiPad Airなどの機種と比べたiPad Proも用途の違いも自ら考えないと失敗したと思うことになるとは思う。iPad Pro 11(第4世代)のスペック面での良い所を幾つか列挙すると以下の通り。●M2●Apple pencilのホバー機能●Thunderbolt / USB 4対応のUSB-Cコネクタ●ProMotionによる120Hz●4スピーカー●5マイク●Wi-Fi 6E●10MP超広角カメラ●ProResコーデック●最大輝度600ニト(明るい場所でも若干見やすい)●LiDARスキャナの搭載●Face ID●ステージマネージャ対応●SSD容量が細かく拡張できる私としては全ては使えていないものの、4スピーカー、Apple pencilのホバー機能、Face ID、ProMotion、SSDの容量、ステージマネジャーなどはそれなりに使えていると思うので、iPad Pro 11(第4世代)を買っても失敗したとは思わない。※列挙して思ったけど、iPad Proは、絵を描く、音楽の収録と再生、動画の収録や編集や大容量の転送などクリエータを意識した機種だね。【最後に】最近、ビジネス的な使い方では資料作成を除く用途ではMacbookの利用頻度が下がり、一方でApple Pencilを絡めたiPadの利用頻度が高くなっている。プライベート的な使い方でも別の作業をしながらiPadで動画を見る「ながらデバイス」としての利用が増えており、画質、音質、画面の大きさなどは重要な選択肢になっている。iPadにできることだけを求めるならiPad(第9世代)でも十分だったが、iPad (第9世代)に物足りなさを感じての新たなiPadへの買い替えだった。iPad Pro 11(第4世代)は、iPad(第9世代)の物足りなさの多くを改善でき、とても満足している。


【2】

サイズ的にあり。


【3】

優れものでした。いい買い物をしました。


【4】

仕事で必要になったので購入。スペックが高いのでGPUを使う開発のテストでも十分満足な動作だった。必要だから買ったけど、個人での購入でスペックを考慮すれば無印iPadかminiを買ったと思う。重いから普段遣いは8.4インチAndroid。キーボードを繋げて開発に、と思ったけど結局は満足行くレベルでの作業ができない。高い買い物なだけになるべく使おうとしているけど、いまいち使い道を見つけられずにいる。


【5】

新品の様に綺麗でした、あまり屋外には持ち出さず主にメールを確認等で使用しています、他にも使用方法は有るのでしょう。私にはじゅうぶんです。


【6】

前に使用していたiPad proがかなり古くなり、動作が不安定になってきたので買い替えで購入しました。前に使用していた物とはスペックがかなり変わっていましたので動作等については文句のつけようがありません。アプリの動作についても、もたつきがなくスルスルと動くのでとても快適です。機能も色々増えていると思いますが、使いこなせていないのが実状です。ただ最近は物価の高騰の影響もあり、価格がかなり上がってしまい気軽に買い替えできないのが辛いところです。値段さえ何とかなれば文句なしなのですが、嘆いたところでどうにもなりませんので、長持ちさせるためにも大事に使おうと思います。


【7】

The 2022 Apple 11-inch iPad Pro is a powerhouse! Its performance is nothing short of extraordinary blazing-fast speeds, seamless multitasking, and stunning graphics. Whether for work or play, this device exceeds expectations. The sleek design and vibrant display add to the overall appeal. A perfect blend of power and portability, making it a must-have for tech enthusiasts. Highly recommend it for those seeking top-tier performance in a compact form factor!


【8】

ボチボチOSアップデートが切れそうなiPadPro10.5の代わりにと思って購入。電子書籍を見開きで読むことが多く、横向きで使う事になるのでFaceIDが少し使い難い。認識するだけエライとも思うが。それ以外は初期のモデルと変わらない使い勝手で良い感じで使えている。円安の影響で最新モデルが常識外に高い状況でなければ、たぶん最新モデルを選んでいたと思うが、用途的には十分満足。


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※この記事は 2025年7月3日 時点の情報です

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