ブランド:サンワサプライ(Sanwa Supply)
評価:★★★☆ (3.8 / 5)
📢 Amazonでの購入者の声を紹介します
【1】
このサイズでこの機能は悪くない
【2】
物は想定通りでしたが、購入したところ最初に届いたものは不良品でした。カーソルが上方向しか動かず、たまに変な方向にカーソルが動くといった具合でまるで使えませんでした。2.4Ghzのドングルの干渉の可能性も考慮して単独で接続しましたが全然ダメ。返品対応して再注文したところ普通に動きました。SANWAサプライは何度が不良品が当たったことがあるので同等品にしては安めですが品質管理はそれなりって感じで今後はメーカーとしてはあまり選ばないかも。再度送ってもらったやつは望み通りの物です。動けば良い物です。中華もピンキリで怖いからな困ったなぁ。
【3】
このリングマウスは、プレゼンテーションマウスに、スクロール操作のためのリューズとスワイプ操作機能が追加され、多用途への機能拡充が図られた商品です。基本の操作性は、演台無い部屋でも立ったままで、プロジェクタースクリーンや大画面モニターでプレゼンのスライド送りとプレゼンソフトのポインター操作がしやすいように最適化されてます。ライトな作業でも使える操作・機能性を有してて、主に見る作業での利便性を拡充できます。但し、プレゼンに適化された操作性の影響で、作る作業では作業効率が悪い場合があるのが留意点です。指に装着したまま省スペースで操作でき、マウスやトラックボールのような設置スペースが不要。無操作時も装着したまま掌を解放できムレる不快感なく、長時間の断続的操作にも適しています。腕や手を動かす必要がない指先のみの省力操作で、長時間に亘る広範の荒いポインティング操作が軽快。振動ある環境にも強く、ラップトップのタッチパッド並みに安定操作できます。不安定な姿勢でも人差し指のみで保持でき、床に落とす不安がない。手のひら内で操作でき、冬場の寒い日はポケットに手を入れたままポインティングできる。操作パネル面を手の甲側に回せば、ながら作業も得意。リングマウスは使用状況/場所に影響を受けにくい性質をもち、手軽にポインティング補助操作ができる、他のポインティングデバイスには見られない独自の強みがあります。使用場所の制約が少ないタブレットやARグラス、姿勢の制約が少ない大画面モニタのマウス操作とは特に相性が良く、マウスやトラックボールが苦手としていた作業領域の充実に役立てやすいです。同様形態のリングマウスの国内特許は1997年には既に出願されてたようで20年以上前から構想あった様子ですが、最初にメジャーになったリングマウスは2011年頃に台湾のKYE Systems CorpのGeniusブランドの商品で、このリングマウスの販売元サンワサプライが国内代理店で販売してたようです。歴史の浅いジャンルですが、サンワサプライは早期からリングマウスの可能性に着目してたメーカーで安心感があります。リングマウスは指先全操作の前提あるので、小型軽量と実装機能バランスの匙加減を見誤ると実用性がたやすく破綻しそうですが、この製品はユースケース設計がきちんとしてて、実用的な操作性がある印象です。この製品の主な欠点は次の通りです。・全体的な設計がPowerPointのプレゼンにフォーカスしてます。ネットブラウジングやコンテンツ消費はわりと軽視されてるので用途によっては工夫が必要になります。・トラックボールやマウスのように緩急をつけた操作が苦手です。広範な精密作業ではポインティング操作にスピード感はありません。・操作ボタンのカスタマイズはできません。カスタムできるアプリ自体が提供されてません。・ドラッグ&ドロップ操作にはヘルパー機能ありますが、それが操作制約にもなってます。・スワイプモードは操作対象デバイスの適性にかなり依存する機能です。それ目的で購入すると失敗するかもしれません。このリングマウスのシリーズはいくつかモデルがあります。統一感ない型番で判り辛いですが、Bluetooth対応モデルはサイズ違いの2種類のみ。このMA-BTRING5BKと400-MABT156BK3は若干筐体が大きいサイズで、筐体表面処理がマット/光沢の違いがあります。他の仕様は同じ。この製品より一回り小さいサイズのMA-BTRING3BK、400-MABT156BK2もあります。いづれも筐体色以外は共通仕様で、リューズ無し、バッテリー稼働時間3割減、USB-B mini端子充電、操作解像度1.5倍、スワイプモード無しの違いがあります。筐体サイズの違いは、手のサイズにもよりますが、だいたい指一本分の違い。操作時に人差し指と中指で持つか、それに加えて薬指で持つかの違いです。私の購入動機は、コンバーチブルタブレットとARグラスでのコンテンツ消費のための操作補助。持ちやすそうな筐体と適度な操作解像度の印象で、このリングマウスにしました。プレゼンで使う予定はありません。タブレットは、トラックボールやマウスに頼る操作が必要になると使用場所の自由度が奪われたり、コンテンツ消費では画面遮るタッチ操作が没入感損ねることがわりとあります。ARグラスは、トラックボール等ポインティングデバイスが使用場所を制約することが多々あります。これらの改善にこのリングマウスが有用であれば、という期待感からの購入です。主にコンバーチブルタブレットPC数台で活用してます。当初期待通り使用場所の制約が減り、集中力を削ぐタッチ操作も減らせましたが、片手を解放できる副次的なメリットもありました。・左腕にタブレット載せて肘をついて読書してる時に、左指のリングマウスでページ送りできるようになったので、右の手と腕が解放。・膝上に載せてスタンドスタイルのタブレットで複数エピソードの動画飛ばし観してる時、(頻繁な操作のために)トラックボールを持ち歩いて傍に置く煩わしさから解放。・クラムシェルで膝置きしてる時に、ラップトップ筐体キーボード面の右脇奥にリングのスリットを差込んでスクロール用として使えば、長文参照がわりと楽。他操作はタッチパッド。・軽くてポケットに入るので、ARグラスで拡大鏡の位置操作をしたくなった時も、今まで以上に気軽に行えるようになったのもよかった。やはり、手に持ち続けたり、傍に据置きせずにポインティング操作できるのは、他にはない強みだと感じます。装着したまま飲み物を飲んだりスマフォ見たりの、ながら作業も快適です。肌寒くて腕を組んだままでも、頬杖をついた手でもポインティング操作できるので、操作のための姿勢の制約からもわりと解放されて楽です。軽いとはいえ長時間指に装着したままは違和感ありますが、即座に着脱できポケット収納で紛失防止できる小型サイズ。ポケットに入れたままでも操作でき、長時間ARグラスでの動画視聴時も安心です。薄型ラップトップなら、未使用時はラップトップ画面上部にこのリングマウスのリングのスリット(約7mm)を引っ掛けておくこともできます。携行しやすいサイズですが、プレゼン使用想定の製品なのになぜかケースは付属してません。素のまま荷物と携行するとリング割れて破損しそうな予感がします。せめてリングに装着できる破損防止の簡易スペーサーくらいは付属してて欲しかったと思います。リング内に凸あるので、樹脂粘土でも簡単に作れそうではありますが。筐体は小型ながらも適度な筐体長で指で握ってホールドしやすく、ぐらつきなく安定操作できます。手指の大きさの依存を減らすシンプル操作の割り切りもよく、操作ボタンには指が置ける広さが確保されてます。わりと実用的に設計されてます。Bluetoothのマルチペアリングに対応してて、複数台でも一度ペアリングしたら再登録の手間なく接続できます。ラップトップPC3台+タブレット2台で確認済みですが、外出時も手間取らず使用開始できるのは好印象です。電源ONして左右ボタン同時押しで全ペアリングをリセットして再登録できます。ペアリング済みデバイスのBluetoothをOFFして、新たなデバイスとのペアリングを繰り返すことで複数台登録できます。ペアリング切替ボタンは無いので接続先PCの切替は煩雑です。ペアリング済みデバイスへの接続は先勝ちなので、PCやAndroidのようなBluetooth再接続ラグのあるデバイスなら、素早い電源OFF/ONで2台間の接続をトグルで切替えられる場合はあります。複数台のPCで使用する場合、Microsoft PowerToysを導入して境界線のないマウス機能を活用すれば、どのPCに接続されててもマウスポインターを複数台でシェアすることはできます。切替えるよりも楽です。私は普段タブレットのBluetoothはOFFしてて、ラップトップPC何れかに接続するようにして、境界線のないマウス機能でシェアして使ってます。◆ポインティング操作ポインティング操作にはポインティングスティックが採用されてます。トラックポイントやマウスと比べると緩急つけた操作は苦手ですが、指一本のみでポインティングとクリック操作が完結できます。操作の慣れは親指次第。私は右手/左手の親指トラックボールも使ってますが、操作習熟ほぼ不要で初日から使えました。親指の精密操作に慣れてる方は、ホームポジションさえ決まればすぐ使えるのではと思います。普段マウスの方は、マウスと異なる操作感で、プレゼン以外ではわりと精密操作が要求されるので始めは操作し辛さに難儀するかもしれません。マウスカーソルが安定しない場合は親指の腹を下ボタンに接触させたまま指先で操作すると、精度を出しやすいです。ポインティングとボタン操作をきっちりわけることを意識すれば、操作しやすいのではと思います。この製品はプレゼン時の素早いポインティングに適化されてて、ポインティングとクリックをシームレスに操作できるデザインになってません。ただ、ドラッグ&ドロップは左ボタンに親指しっかり置いて、指の腹の右端でスティック操作すればクリックブレせずに操作できます。指が細くて操作し辛い場合は、100均にあるような横長シリコンクッションゴムを左ボタンのみ縦に張って、スティックとボタンの高さを揃えると操作性が改善される場合があります。快適な操作方法は個々人の手指によっても異なると思うので、使い初めにホームポジションをきちんと確認しておくと、わりと安定的に使えると思います。ポインティングスティックの操作解像度は、個人的には過敏すぎたり緩慢すぎることなく適度で、操作感も硬すぎず使いやすい感想でした。ポインティングスティックのキャップは差込みサイズ4mmくらいです。摩耗したら某社のソフトリムと交換できそうですが、付け替え確認してません。力入れやすい親指での操作感は軽いのではと期待する方もいるかもしれませんが、キャップサイズは親指とバランスとったサイズではなく、一般的な人差し指サイズのため操作感は特別軽くはないです。ポインティングスティック特有の操作が若干重い特性に加えて、ドリフト事象(わずかなポインター傾斜を継続すると、反発してマウスポインタが動く)も、このリングマウスにも継承されてます。ドリフトは操作中に不意に生じますが、ポインティングスティックを傾けたまま電源ONして手を離すと解りやすく再現できます。反対方向にマウスポインターが勝手に移動し、暫く放置すると落ち着く挙動です。原因はポインティングスティックの傾き量の歪検出がアナログ方式で誤差生じるので、時々センタリング補正してることに因るもの。そのセンター位置ズレ起因で一時的におこる現象で、設計範疇の準正常動作です。このようなポインティングスティック特有の性質は、精密操作に不向きと言われる事があります。一方、プレゼンのポインティングには最適な操作性です。リングマウスは無操作時に掌を開放できる優位点があるので、プレゼン中に手汗要因でスティック操作が滑る誤操作の不安感は少ないでしょう。リューズの操作感は抵抗少ないスムーズな回転で好みがわかれそうです。ネット見る時のスクロールに便利ですが「戻る」ボタンはないので、右クリックメニューからの最短距離の戻る選択で操作してます。◆左利き対応左手でも使えますが右手用にデザインされてて、スクロール操作を行う左脇のリューズ配置は、左利き利用者への配慮はありません。左手では指先以外の装着位置では、リューズが指に接触しやすく誤操作が頻発することがあります。手っ取り早い対策は、耐候性あるメンディングテープ等でリューズ下側を遮れば誤操作はだいぶ緩和されます。リューズは指に接触しづらく親指の可動域に対応する左上に配置すれば、シンプルに両手対応できると思うので残念でした。右手で操作するぶんには何もせずとも問題ないです。◆ボタン操作電源スライドスイッチは、1.マウスモードと2.スワイプモード(スマフォ専用)が選択でき、それぞれの設定でポインティングスティック周囲のボタン操作が変化します。スワイプモードは、上下左右ボタンで水平・垂直方向のスワイプ操作模擬です。特定座標をスワイプする挙動で、スマフォのOSやアプリ、画面サイズ依存の限定的な実用性。ちなみにWindowsやAndroid、iPadで試してみたら、アプリ全画面でもスワイプの座標範囲が特定のスマフォ向けの様子で、誤操作と無反応ばかりで使い物にならず。手持ちのスマフォでもダメでした。オンラインマニュアルの記述でも、特定スマフォ、特定アプリのみ対応する機能なので注意ください。対応機種は特に公開されてない様子で、使えるかは運次第。ちょっと付加価値として弱い感想です。マウスモードは、固定割当されたボタン操作のみです。ボタンのカスタムは一切できないので、用途によっては工夫が必要で機能の物足りなさはあります。上下ボタン操作はPageUpとPageDown入力固定。左右ボタン操作は左右マウスクリック。上下ボタン長押しはPowerPointで連携してスライドショー移行や暗転に対応します。特にボタン押下時に安定感ある上下ボタンでスライドページ操作ができるので、プレゼン中の操作確実性は高いと思います。なお、Microsoft PoweToysを導入してマウス/十字線を有効化してる場合、上ボタン長押しのトグル操作でマウスポインターへの十字線の表示/非表示と連動します。実際のキー入力は、上ボタン長押しでWin+Alt+pキー、ESCのトグル入力。下ボタン長押しで「b」キーに対応。私の場合、下ボタンは動画プレイヤー(VLC)でbキーを再生/一時停止に割当て活用してるので、他アプリでもキーバインドできれば活用できそうです。但し、下ボタン長押しはワンテンポ(3秒?)遅れての反応。ボタン割当てからも解る通り、ネットブラウジングやエンターテインメント用途は意識されておらず、プレゼンの使いやすさ重視設計になってます。PowerPoint連携は、暗転より発表者ツールのポインター表示/非表示の方が圧倒的需要ある気がしますが、PowerPointとKeynoteで共通化できる操作が限られてる事情だと思います。頻繁に資料暗転が必要になるような職業の使用者には好適かもしれません。マウスモードはWindows、Android、iPad全てで問題なく使用でき、機能上の問題も特には無かったです。しかし、カスタム不可がやはり残念で、ボタンの機能制約になってるだけでなく、ポインティングスティックの下側ボタンに左クリックを置換するような、プレゼン用途以外に適したマウス操作重視に変更できません。上下ボタンのカスタムは、Windowsの場合はキーボードのバインド変えればできますが、キーボート自体の操作にも影響及ぼすのであまりお勧めできません。私の場合、上下ボタンのPageUp/Downはリューズのスクロール操作と被ってて使わないので、Microsoft PowerToysでPageUp/Downを左右カーソルキーに置き換えて、上下ボタンで電子書籍のページめくりやWebサイトの横スクロールに対応できるように変更してます。この設定では、上下ボタンでスライドのページ操作も引き続き可能です。本来のPageUp/Down操作も使用頻度高いので、右手だけでキーボード操作できるように右Ctrlまたは右Altキー(CopilotキーあるPCの場合)とキーボードのカーソルキー上下の複合操作で置換えてます。左ボタンは長押しでクリック押下状態を維持し、再クリックで解除されるドラッグ&ドロップのヘルパー機能が備わってます。が、慣れるとヘルパーに頼らずドラッグ&ドロップできます。ヘルパーは掴んだままのドラッグ操作が楽なので、動画をシークしながら観たり、スクロール操作では不足する長文スクロールで重宝するんですが、無効化できず操作制約にもなるので用途により邪魔なことがあります。精緻な操作性を追求した製品ではないですが、スムーズに文字列選択できる程度の精度は有してます。それでも生産性を要する作業には不向きで、PowerPointの作図等ではヘルパー介入で追加のクリック操作有無のタイミングを意識する必要があり、操作ステップが増える煩わしさが作業効率を悪化させます。おそらく、このリングマウスのシリーズは初期にプレゼン使用感を突き詰めた設計が行われ、のちに多用途対応のためヘルパー機能等が拡充されたのではないかと想像します。◆マウス操作性の改善このリングマウスはシンプルな機能性で、多ボタンマウスのような充実はありませんが、工夫次第で機能拡張はできます。私の場合、Windowsで電子書籍のページ送りや拡大鏡操作、メディアプレイヤー操作等、コンテンツ消費をこのリングマウスで手元集約したかったので、すべてのボタンをカスタムしてます。上下ボタンのカスタムは前述通りで、HIDキーボードデバイスとして認識されるためカスタム自由度は低く、Microsoft PoweToysでキー操作を左右キーに置換えしてます。左右ボタン及びリューズのスクロールは、WindowsのX-Mouse Button Controlソフト導入でカスタムできます。X-Mouse Button Controlは、アプリ毎(クラスの粒度)に左ボタン押下中のホイール操作や、左右ボタンのクリック長押し(プレスからリリース)タイミング等で機能割当でき、右クリックで左ボタンの機能を切替えるシナリオなど、柔軟で多層的な機能割当のカスタマイズができます。但し、専用のカスタムアプリではなく、他のマウス操作にも影響を及ぼすためちょっと玄人向けです。例えば、インターネットブラウザで左クリック長押し0.5秒で進む操作、右クリックの長押しで戻る操作したり、メディアプレーヤーで左クリック押下のままスクロール操作で音量調整や、右クリック長押しで一時停止したりと、限られたボタン数でもアプリ毎に機能性を高められます。読書時ページ送りや全体俯瞰と部分拡大の切替、メディア再生時にスクロールでシークバー操作や輝度・音量調整、ウィンドウサイズ切替等をこのリングマウスで集約操作できてるので、若干手間をかければ限られたボタンでもコンテンツ消費全般でけっこう実用的になります。X-Mouse Button Controlのカスタマイズにあたって、このリングマウスは右クリック押下したままスクロール操作できないこと、押下頻度高い左クリックは誤操作で影響ある機能割当は避けること、本来の左クリック機能は必ず残すことを注意すると良さそうです。左ボタンは長押しタイミングで多層的に多機能化するとドラッグ&ドロップ操作に悪影響出る場合があるので、シンプルなカスタムがお勧めです。設定はデフォルトプロファイルは触らずにアプリ個別のプロファイル作って割り当てるのが安全な感想でした。ラップトップの場合はオートスクロールを割り当てておくと、リングマウスのみでなくタッチパッドでも親指のみで全方位スクロール操作できて便利。マウス操作はプレゼンの操作性が重視されたボタン配置で、マウスとしての操作性は洗練されてません。ポインティングスティックに左クリックを統合すれば良いのではと思いますが、昔そのようなマウスデバイスはありましたが、クリックでマウスカーソルがブレて誤操作が生じるのですぐ市場から消えてしまいました。ポインティングスティックとクリックボタン分離はわりと重要で、個人的な理想は指軸上の下ボタンに左クリック割当てですが、このリングマウスは製品仕様上それができません。このリングマウスの場合、ポインティングとクリックを交互に行う前提で設計されてて、操作そのものは特段困ることはないですが、スピード感ない操作になりがちです。慣れれば指を一切離さず機敏なポインティングとクリック操作を同時並行で行えますが、指の配置がかなりシビアな上にクリック時に指先をねじる必要もあります。機敏なマウス操作のためには、指先を離さずポインティングとクリックが行えて、かつクリック時にマウスカーソルがブレない対策が必要。ボタンの高さをポインティングスティックより1mm程高く調整することで、製品本来のプレゼン用途の操作性は若干低下しますが、それと引き換えにマウス操作性を改善できる場合があります。私の場合、19mmクッションシールを中央から若干ずれた内径1cm程を円形にくりぬいて除去し、このリングマウスのポインティングスティック周囲に左寄りになるように、(内径の穴がスティックに接触しないようにして)ボタン上に貼って使ってます。指配置は若干左寄りでの操作になりますが、指先を左ボタンにおいて指の右側面でスティック操作するのとは異なり、指の腹や指先で操作できるためスピーディーにマウスカーソルを移動でき、指先周囲がクッションシールで支持され精密操作もしやすくなります。ホームポジションを意識する必要なくなるし、ポインティングスティックを押し込んで操作するのでキャップが外れる心配もありません。そして、指先を少し曲げる事でポインティングスティックに触れることなく(マウスカーソルのブレが無い)クリックができます。左ボタンをプレスしたままドラッグ&ドロップも容易。クッションシールは弾性と厚みで操作感がだいぶ変わりますが、DAISOの19mmクッションシール 2493(6枚入り)は厚み3mmでわりと理想的でした。クッションシールの厚みが薄いとクリック時に指がポインティングスティックに接触しないように指をねじる必要が生じ、厚いとクリック誤操作が頻発します。私の場合、マウス操作が主で、この調整で素早く正確な操作ができてますが、プレゼン用途で使うなら製品そのままの使用が最適だと思います。この製品のプレゼン重視設計と私の用途のミスマッチで、汎用性をもたせてほしいところは枚挙にいとまがなく、個人的には更なる洗練から新たな活用方法創出の期待感を抱かせるリングマウスです。製品位置づけ鑑みると、今のままでも若干の工夫で用途幅を広げて活用できるので良い製品です。リングマウスは選択肢限られるニッチなジャンルなので、それが実用的に活用できることこそ、この製品の真価。一見価格が高いのはネックですが、ニッチであることを考えれば妥当だと思います。特にプレゼン用途に限れば、工夫された作りだと感心します。ただ、動画鑑賞やエンタメへの手軽な操作適性を想像させる広告は、実装されてる機能性とズレあるのでちょっと誇張の印象は受けます。スワイプモードの代わりにカスタムモードあったら良かったと思います。物理的に多機能化されたら面白そうですが、複雑化すると返って利便性低下しそうな大きさなので、個人的にはアプリ毎にクリックと長押し操作含む全ボタンのカスタムができるアプリ開発に力を入れてほしいですね。特に上下含む全ボタンのカスタムができれば、ボタン実装現状のままでも、メディア再生やブラウザ操作含むより複雑なアプリ操作にも対応ができると思います。ニッチ商品で開発コスト捻出難しいのかもしれませんが、モバイルマウス市場でのシェア拡大狙って頑張って欲しいところです。この商品は、リングマウスの存在感をあまり意識することなく即時使える手軽さがあるので、特定シーンでポインティング操作の自由度を向上する補助用途には好適だと思います。
【4】
① ノートPCのプレゼン用(メインの購入目的)十分な機能を備えている。スティック型の方が持ちやすいが、本製品は手を開けた状態で操作でき、マウス操作ができる点が優れている。② 自宅のデスクトップPCで片手操作できるデバイス用(サブの購入目的)レビューの指摘どおりBluetoothの接続が不安定ですぐに切れ、使い物にならなかった。結果的に、PC購入時に付属していたBluetoothアンテナを装着することで解決した。アンテナを付ける前にBIOSドライバーを更新したところ、多少改善したように感じたが、アンテナ増設後は明らかに安定した。Bluetooth接続が不安定な場合は、環境を見直してみるとよいと思う。
【5】
アウトレットで購入しましたが、カーソルが勝手にツーっと斜めに移動する現象があったので返品しました。それがなければ良さそうだったので新品を購入するか考え中。アウトレットはちゃんと検品してるのか疑問。。。。☆追記☆やっぱり欲しので再購入することにしました。アマゾンではなくサンワサプライでの購入。結論としましては誤作動なくとても良いです。ということはやはりアウトレットでの購入商品は不具合有りの商品だったことがわかりました。私が返品したものもすぐアウトレットとして販売されていたのでそれを購入した方がすぐ気づくことを願います。
【6】
あればすごく便利です。しかし耐久性がないのか、買って10か月ほどで、スイッチを入れても反応しなくなりました。毎日使ってるわけじゃなし、月に2,3回ほどの使用頻度でこれはいただけません。運が悪かったと諦めます。
【7】
気にいった所1.コンパクトで手のひらに収まる2.マウスに持ち替える事なく作業が出来てよい3.Bluetooth接続で一度設定すれば、瞬時に起動する気になる所1.内臓バッテリーの持ちがどれくらい持つか気になるバッテリー持ちに関してはまた後日上げさせてもらいます
【8】
アマゾンで探したところ、つやありとつやなしがありました。つやありはサンワサプライ直販?つやなしはアマゾン販売?なんだと思います。私は指紋とかつきそうだったのでマットなつやなしでこちらを購入しました。使うのが電車内でタブレットPCを使用する際にどうしてもフォイル操作がしたくて買いました。使い心地は予想以上によかったです。気になった点は、クリック音が結構大きいと感じました。電車内だから静音じゃなくてもと思いましたが、割と大きい印象です。あと、長い間操作しないと電源が入っていてもスリープになるようで、接続が切れています。再接続の際にはぐりぐり操作しているとつながりますが、電源の入れなおしとかの方が早いかも、、、ただ結構時間が掛かるので、すぐ操作したい時に切れていると おい! ってなります。以上2点以外は唯一無二な製品だと思います。
【9】
This device feels really well built, and on a PC it's absolutely wonderful. It's 'mouse' function is like the little 'Trackpoint' mice that IBM used to install in the middle of their keyboards. The scoll wheel is FANTASTIC - I use it to scroll through large documents while working in an easy chair.The only downside is that the mouse buttons don't work on a mac - instead of registering a button press, the mouse cursor just does a little jiggle every time you press a button.I have to say though, when I'm using a mac to scroll long documents, this ring STILL gives me what I need - the ability to scoll through hundred plus page documents without having to constantly raise my arm to the keyboard.I'll be buying another incase they stop making it - there are lots of these rings on the market but this is the only one I've seen with the little thumb scrolling wheel.
【10】
It can connect to computer and android easily through blue tooth, but can only be paired to one each time. Overall product is good and function well as expected
※この記事は 2025年7月4日 時点の情報です