税金で買った本(11) (ヤングマガジンコミックス)

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評価:★★★★ (4.9 / 5)

📢 Amazonでの購入者の声を紹介します


【1】

電子書籍で拝読しました。電子書籍版は、カバー裏と、カバー下の本体の画像も含まれています。11巻では、石平さんが読書感想文を書きます。もちろん、ただ普通に書くのではなく、自分の過去と向き合いながら書きます。少し話は重たいですが、でも最後は明るく終わります。もちろん、明るくて軽いお話もあります!「図書館向上委員会」、私も観てみたいなぁ。それから、読書感想文コンクールのシンボルマークの謎もわかりますし、国立国会図書館の利用の仕方も分かりますよ。私も、石平さんが見た資料を見ることができました!そして最後の描き下ろし漫画も、面白いです!石平さんにどんな過去があって、そして描き下ろし漫画がどんな内容なのかは、ぜひ購入してご確認いただけましたら幸いです!すごく面白かったです!次巻も絶対読みます!


【2】

冒頭から、石平少年が「図書館向上委員会」の話題に入れなくて泣いちゃう姿と彼をなだめる早瀬丸さんにキュン死。ようやく見つけた、自分をありのまま受け入れてくれる居場所だからこそ、輪に入れなくて悲しかったんだよね…尊い。さらに、石平少年の複雑な家庭環境にまつわる伏線回収もあって「1巻で出てきたことがここに繋がるのか!」というカタルシスも味わえて楽しかったです。ある本の読書感想文を通して自身の過去と向き合う石平少年の話は、「本と人とつなぐ」というテーマにふさわしい回になっていて最高でした!今までで一番お気に入りの巻かも。新たに登場したVtuberパーンちゃんの正体も気になるし、早く次巻読みたいなぁ…


【3】

いままでの図書館あるあるから、意趣替えした連作。図書館でバイトすることでじつは成長していたことも分かり、感動的でもある。次巻で畳み掛ければ感動のフィナーレかも。


【4】

石平少年の屈折した人生を象徴するような長編「読書感想文の書き方」がまるごとのっています。ちょっと泣いた。石平くん、ちゃんと両親に愛されてるじゃないのさ。その形はさまざまなれど。大人をうまいこと転がすことだけ覚えて幼少を過ごしてしまった友人共々幸せになってほしい。あと石平くんの担任もうまいこと彼を見守ってるのもとてもすきです。この作品全体でくりかえされる、学校教育(強制された勉強)と、自主的な学習についての考察が本巻も発揮されたものとなりました。とてもいい。


【5】

作中でもかなりの山場となる本巻。ともすれば現代において大概は義務的なものとなりながちな「読書感想文」を悪魔的な誘惑に置き換える物語構造がとても上手い。また、作品を通して思春期の少年の問題にも丁寧に光を当てている点、それが少しでも寛解していくプロセスが見ていてホッとする。


【6】

読書感想文のマークに興味を持った石平少年が、読書感想文に挑戦する。石平少年の持ち前の好奇心と自由を何よりも愛する彼の気質が良く表現されている。また、読書感想文を通じて石平少年が自分の過去と対峙するという異色作で、彼の新たな一面が見えてきたような気がした。それにしても満面の笑顔を浮かべる角野さんの可愛いこと!こんな表情をする角野さんは珍しくて魅かれるものがあった。でも今回は今村さんの出番がなくて淋しかったな・・・


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※この記事は 2025年7月4日 時点の情報です

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