評価:★★★★☆ (4.3 / 5)
📢 Amazonでの購入者の声を紹介します
【1】
運が悪い時はじっとして
【2】
ドンキの創業者本です。この本を読んで、もっと源流の内容が気になりました。
【3】
運って何か、自分なりに考えてから本著を読み始めた。しかし、私の考えたものは書籍の中でいう、”ツキ”に当たるものであった。そう言う意味では運への捉え方は大きくかわり、二つの言葉を差別化することができた。
【4】
運を理論的に説明する試みは面白かった。実戦はひとによるだろうけれど。
【5】
前著、安売り王一代が大変魅力的な本で、それを読ませて頂き、今回第2弾が出たので早速購入。ドン・キホーテ会長の伝記である。運をウイキペディアで調べるとその人の意思や努力ではどうしようもない巡り合せと書いてある。この定義からすると著者の言う運は上記とは違う。むしろ逆で、本人が第1章の冒頭で述べている、その人が成しえた人生の結果そのものと書いている。運とは自分が自ら掴むものであることを教えられた。大変、語彙が豊富な方である。以下、各章で自分の心に響いた文章を述べたい。第1章慶応大学のエリートから麻雀生活。自分はしないので、判らないが、これが、本では決して味わえない、体験から得た実学を学んだ。起業し、失われた30年の間も34期連続増収増益という会社に成長させた。第2章人は負けには敏感で、勝ちには鈍感。行動経済学の損失回避バイアスを述べていること。第3章リスクを取らないのがリスク。株で言うところの機会損失。第4章この様な人と付き合うな。結局、人は人のことなど分からない。第5章相手の立場になって考えよ。ゴッドファーザーでも言っていた。第6章苦渋の選択だった権限譲渡がずば抜けた集団運に繋がり、オンリーワン企業にした。第7章人格。第8章圧勝 清原さんも同様のことを言っていたのを思い出した。規模、職種も違うが、自分の職場環境改善および人生をどう過ごすかについても多いに参考になった。
【6】
ドン・キホーテ創業者が運をよくする方法について語った本。運をよくすれば経営もうまくいくし、34期連続で増収増益も結果としてついてくる、かもしれない。たぶんベースにあるのは、勝負事のヒリヒリするような危なっかしさやプレッシャーを楽しむこと。勝つときに大勝ちするために、入念に入念に準備して、ここぞというときに取れるものをすべて取りにいく。普通に生活する中で地道に運をよくする行動をとる、などとはだいぶ違った価値観だった。
【7】
本書には次のような文章が書かれています。○私はある時から自らの姿勢を反省し、我欲と自我を一切消し去り、働く人たちの立場で経営を考えるようになった。(中略)すると、次第に事業も上手く回りはじめたのだ。○ならば無私で真正直に商売をやろうと思った。ドン・キホーテで追及するのは、「金(売上と利益)より人気(お客様の支持)だ」と割り切ったのである。不思議なもので、そう決めたとたん、売上と利益はみるみる上がりだした。結局、商売は真正直にやるのが、最終的に一番儲かる方法なのだ。ここが本書の核心だと思いますが、本書全体を通じて、相手のことを最大限に考え、尊重することが何よりも大切だと痛感しました。ひと言で表現するなら、それは愛です。愛のもとに運は引き寄せられるのです。この愛の実践を、京セラ創業者の稲盛和夫氏は「私心をなくす」と表現しました。稲盛氏の「生き方」という本には「心は多重構造をしており、その中心にあって核をなすもの。真・善・美に満ちている『真我』がある」と書かれています。この「真我」が愛のことでしょう。つまり、愛の実践には「自我(私心)」の「真我(愛)」への明け渡しが不可欠ということなのですが、これがまた、なかなか難しいことでもあるのです(明け渡しとは、著者の言われる「主語の転換」のことです)。この「自我(私心)」の「真我(愛)」への明け渡し(主語の転換)について、肺がんステージ4から奇跡の生還を果たした刀根健氏の「僕は、死なない。」という本、急性心不全から奇跡の回復を遂げた有野真麻氏の「天岩戸『さとりゲート』をひらけ!」という本、人生のドン底から奇跡のカムバックを果たした山納銀之輔氏の「天を味方につける生き方」という本から、数多くの貴重な学びを得ることができました。この3冊の本には「明け渡し(主語の転換)の法則」が書かれていたからです(有野氏はそれを「無条件降伏=無条件幸福の法則」と表現し、山納氏は「全自動の法則」と表現しています)。おかげで愛を実践していくコツ(主語の転換の秘訣)をつかむことができたと思います。というのも、それ以来、あまりにも多くの奇跡を体験するようになったからです。トーシャ・シルバーの本に「心底ゆだねて生きることを選択して以来、私は数多くの奇跡を体験した」という言葉がありますが、それは真実でした。それはまた著者や稲盛氏の奇跡のような成功の秘訣でもあったと思います。素晴らしい学びと奇跡を本当にありがとうございます。
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安田隆夫氏が運について細かく自説を具体例を交えながらわかりやすく解説した本。とにかく安田氏が自分の願望を叶えるためにありとあらゆることを考え実行していった過程が書かれています。読んでいると安田氏は本当に欲が深い、その誰よりも大きい願望を叶えるためになにを成したか、それがどういう過程で導かれていったのかが詳らかに語られています。もちろん安田氏の才能をもってすれば、あらゆる世界で成功できたと思います。もし宗教の世界に入っていたら最大級の教祖になっていたことでしょう。
※この記事は 2025年7月4日 時点の情報です