ブランド:FiiO
評価:★★★★☆ (4.0 / 5)
- ESS Technology製DAC+アンプ統合型チップ「ES9219MQ」を2基、左右独立構成で搭載。低ノイズ・低歪と高出力を両立:BTR15では、ESS Technology社の統合型DACチップ「ES9219MQ」を左右独立で合計2基採用しています。バランス出力時の最大パワーは先代モデルとの比較で約40%向上(240mW→340mW)しパワフルなドライブ力を獲得しながら、統合型DACチップのDAC部とヘッドホンアンプ部に独立した電源供給を行う設計によって、低ノイズ・低歪みを兼ね備えています。
- 強力な処理能力を備えたXMOS「XU316」により384kHz/32bit、DSD256、MQAフルデコード再生が可能:BTR15は、XMOS製USBコントローラーチップ「XU316」を採用し、USB タイプC端子からの入力においてPCM384kHz/32bit、DSD256(Native)の再生に対応。また、16コアの強力な演算能力により、MQAフルデコードの対応を実現いたしました。 ※USB DAC機能はドライバー不要のUSB Audio Class 1.0モードと、フルスペックでの再生が可能な2.0モードの2つのモードに対応しています。後者の場合、FIIOオフィシャルウェブサイトからドライバーのダウンロードとインストールが必要です。
- BluetoothレシーバーにQualcomm製「QCC5125」を採用し、高い接続安定性を実現:BTR15に搭載されているQualcomm製Bluetooth IC「QCC5125」を搭載し、AAC/SBC/aptx/aptx LL/aptx Adaptive/aptX HD/LDACなどの幅広いオーディオコーデックに対応しています。
- 3.5mmシングルエンド出力のほか、完全バランス構成による4.4mmバランス出力を搭載:BTR15は一般的な3.5mmシングルエンド出力だけでなく、4.4mm端子によるバランス出力を備えています。 ES9219MQを左右独立で動作させる完全バランス構成のオーディオ・アーキテクチャーにより、各チャンネルはそれぞれ独立したDACと増幅段によって駆動され、最大340mWの高出力を誇ります。
- 使用モードに関わらず適切なイコライジングが可能なグローバル・パラメトリックイコライザー機能:BTR15には、FIIOが独自に開発した、無線・有線どちらのモードでも正確にイコライジングを設定可能な「グローバル・パラメトリックイコライザー(PEQ)機能」を搭載しています。 BluetoothモードのPEQ調整はQCC5125のDSPを使用し、USB DACとして使用する際はXMOS XU316で処理されますが、FIIO独自のインターフェイスによりどのモードであっても共通したPEQ設定を使用可能です。 ※USB DACとして使用時にPEQの有効/無効を切り替えるとUSB接続がリセットされます。再度、スマートフォン側のボリューム調整と再生操作を行なってください。
- 本体フロントパネルに0.96インチの有機ELを搭載。動作状況や設定を簡単に確認:BTR15の前面には0.96インチ、解像度96×96ピクセルの鮮明な有機ELディスプレイが搭載されています。ディスプレイはBTR5の0.49インチから大型化され視認性が向上し、ペアリング先、接続状態、通話状態、電源ステータス、エンコードフォーマット、音量を表示できます。また、このディスプレイと本体側面に配置されたハードボタンを使用してEQをはじめとした、本体設定の変更が可能です。
- 2時間の充電で8時間の連続再生が可能で、長期間の使用も安心なバッテリーケア機能を搭載:BTR15は、550mAhの内蔵バッテリーにより、BTR15は約2時間でフル充電でき、約8時間の連続再生が可能です。さらに、長期間のご使用でも安心してご使用いただけるよう、内蔵バッテリーをケアするための複数の機能を搭載しました。
- FIIO製アプリによって、詳細な本体設定が可能:BTR15は、大型化したディスプレイにより本体設定が容易になりましたが、FIIO製アプリ(FIIO MusicまたはFIIO Controlアプリ)との組み合わせによって、BTR15の内蔵パラメーターを変更可能です。 ユニークな機能として、奇数次および偶数次の高調波歪みを調整することができます。これにより、より好みに合ったサウンドを作り出すことが可能です。
📢 Amazonでの購入者の声を紹介します
【1】
PCに接続して利用。イコライザーのバンド数が多く、効きもばっちりで最高。音質もバッチリ。しかし、イコライザーでボリュームを最大にすると、ガーーとかザーーとかの雑音が出るようなクセがありますが、イコライザーのボリュームを±0にすれば問題なし。かなり古いが愛用の Fiio E17K は高音低音の調整しかできませんので、このイコライザーはとてもよいです。私としてはトーンコントロールもしくはイコライザーが必須なのでこの製品はうれしい。もっと出力が大きいアンプで、このイコライザーが使えるともっとうれしいので出して欲しい。今はプリアンプとして使い、ヘッドホンアンプは Fiio K5 Pro にして出力を補ってます。
【2】
2023年12月28日 購入PC、ipad、スマホ(android)に接続し使用。音圧は高まり、小さな音も聞こえてきてとても良い。特にBT接続は申し分ないが、EQやその他微調整はあまりできないため有線接続、特に出力の大きいPCでは恩恵が少なくなっているような気がする。何よりも携帯して良い音が聞けることが良い。
【3】
PC用のDACヘッドホンアンプとしては値段なりですが、通勤利用などで持ち出すBlueToothヘッドホンアンプとしては携帯性、音質、4.4mm端子まで使えるこれで十分な性能だと思います。イヤホン(ヘッドホン)の購入価格帯が一桁万円中盤迄の人で・余計な機能を求めない有線イヤホン派の人・有線から無線イヤホンにしたいけど、欲しい音水準を求めると費用面で躊躇する人であれば、無線化のメリットを享受できながらスマホ直差しからなら確実に良くなります。アプリFiio Controlで出力音やBluetoothコーデックは設定できますが、Fiio MUSICというかなり優秀な音楽再生アプリにFiio Controlも包括されているので、こちらを使う人はControlを入れないようにしてください。設定保存など何か不具合の原因になる可能性があります。参考までに私の据置でのヘッドホン環境はBabyface Pro FS+ATH-ADX5000です。それに慣れている耳の水準が、BTR15(LDAC) + 水月雨 StarLightバランス + AZLA SednaEarfit Crystal 2 Standardで音楽を聴いて十分満足できました。
【4】
バランス出力が付いているが、100Ωを超えるようなヘッドホンでしか意味がない。それ以外はアンバランスの方が高音質になる。この製品は、アンバランスでもLRのパラレル接続には出来るので、DACチップを2個とも使って高音質化しているのは好印象。USB接続で、UAC 1.0モードが初期設定になっている。UAC 1.0モードが規格と違う意味で使われているので、意味不明であるが実態からすると48kHz 16bitで接続することのようである。UAC 2.0モードにアプリで設定変更すると、384kHz 32bitまで接続できるように変わる。音質は、USB DACとしては非同期モードで接続するそこそこのものと同等で、BT受信機としては相互変調歪が小さいので若干澄んだ音になっている。高級TWSより少し良い程度だと思う。お気に入りのヘッドホン持ち用のニッチ製品。
【5】
同じFiioのUSB-DACのKA3からの乗り換えになります。元々音質にそれほど不満はなかったのですが、KA3の場合、本体から給電されるため、とにかくスマホの電池がバンバン減って、ちょっと遠出などでは使い物にならず、これでは流石に辛いなと思い、自分で電源を持つ本製品の購入に至りました。しかし、蓋を開けてみると、有線でのUSB-DACとしての使い方より、無線のほうが楽で、つい無線で繋いでしまってます。これにはKA3より大きくなっていることも影響しています。音質に関しては無線より有線のほうがいいです。ただ無線が悪いというわけではないです。Bluetoothでもこんなに出せるものなんだと驚いたくらいです。音質のレビューは比較対象が少ないことと、ほかでたくさんあると思うので、とりあえず個人的には満足できるほどに良かったということで。有線にもスマホモードとPCモードがあるのは便利です。要はスマホモードだと、内臓の充電池で動いて、PCモードだと本体から給電を受けます。読んでもよくわかってなかったので、実際に使って、「おおっ!」となりました。細かい難点をいくつか、、1. 有線無線問わず、出だしの音が途切れがちです。これはファームウェアのアップデートて直るのではと期待しています。2. 電源OFFの長押しが長めです。5秒位長押ししないと電源が切れません。時間を決められたら良かったのにと思いました。
【6】
使えますワイヤレスなのにひも付きみたいな使い方だけどそういう使い方をしたい時もあるよね
【7】
ブルートゥース接続時は期待どおりの良い音です。ですが、USB接続が出来ません。PCM表示はされるのですが音が出ないのです。iPhone とfire tabでダメでした。Hidisz のDACでは問題なく使えていたケーブルです。fiioの純正OTG ケーブルでもダメでした。ただの相性問題でしょうか。色々なOTGケーブルでもダメですね。どなたか教えていただけませんか?BT専用機と割り切って使う分には満足出来る商品です。その後色々試した結果です。設定のU-AUDIO を1.0にしたら音が出るようになりました。古い端末をお持ちの方は試して下さいね。でもlightning は相性良くないです。同メーカーの物は音が出ません。まあアップルAACはハイレゾ再生にしなくても良いと思ってますけど…なんとなく精神衛生上なってスッキリしました。
【8】
電源を入れてもスマホとペアリングできずにすぐ電源OFFになる。接続ができるまでに軽く10分くらい試行錯誤を要する。
※この記事は 2025年7月5日 時点の情報です