片田舎のおっさん、剣聖になる～ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件～　4 (ヤングチャンピオン・コミックス)

【1】

この物語を手に取ったのは、以前から気になっていたシリーズだったからです。レビューの評価も高く、安心して読み始められました。特に、主人公ベリルの飄々とした雰囲気に惹かれ、気付けば最新刊まで読み進めていました。第四巻でも、ベリル先生の魅力は健在です。今回はスリの少女ミュイの姉を探すため、闇のアジトに乗り込むという展開で、冒頭からハラハラドキドキが止まりませんでした。ベリル先生の圧倒的な剣技が炸裂する場面は、やはり見どころ満載です。派手な動きばかりではなく、細やかな心理描写も織り交ぜられているので、キャラクターたちの感情移入がしやすく、ページをめくる手が止まりません。今回の話で特に印象に残ったのは、ベリル先生が「引き籠もっていたのではない、準備していたのだ」と言われるシーンです。これは単なる言葉ではなく、彼のこれまでの人生や生き方を凝縮したような台詞だと感じました。長年、片田舎で剣術を教えてきた彼の地道な努力が、今まさに実を結びつつある。そんな師匠の姿に、弟子たちが放っておかない理由がよく分かります。一点だけ、少し気になったのは、新しいキャラクターのシュプールという騎士の登場です。彼とベリル先生の出会いは物語の重要な要素ではあるものの、彼の登場が少し唐突に感じられました。もちろん、今後の展開で彼との関係性が深まっていくことを期待しています。この作品は、かつて剣術師範として活躍したベリルが、弟子たちの成長とともに再び表舞台へと引き戻されていく過程が丁寧に描かれています。単なるバトルファンタジーというよりも、人間ドラマが深く描かれているので、年齢を重ねたキャラクターたちの生き様や、彼らが築いてきた人間関係に共感したい人には特におすすめしたいです。剣士としての矜持と、師弟の絆が織りなす物語は、読み終えた後も心に温かいものが残ります。ベリル先生のこれからの活躍がますます楽しみになる一冊でした

【2】

かるーい感じで買いましたが面白くて全巻買っちゃいました。も少し長編だともっと良かった。

【3】

良い原作が素晴らしい漫画家さんと出会えた幸運に感謝して今日も読み返しています。何度読んでも素晴らしい。

【4】

宵闇はクズでもミュイには必要で、ペンダントを渡すことも最後を伝えることもする必要ないし。クズはクズなりに悩んでいたのかなとか、思うところはあったのかなとか色々考えさせられる巻。

【5】

役目のために奮闘弟子たちはまだまだ師匠には勝てない

【6】

本編読まないと意味わからないんだよなあ本編読むのめんどくせえなーーーーーーーすいませんウソです

【7】

相対的におっさんの株を上げてくれるヘンブリッツ君…と闘り合う事で株が上がるギャミさん良い

【8】

期待を裏切りません。

【9】

内容がジューシー。まるで和牛。噛めば噛むほど肉汁がぁー

【10】

一気に集めました。