評価:★★★★ (4.7 / 5)
📢 Amazonでの購入者の声を紹介します
【1】
萌智子の過去が明らかになり、彼女の冷静で厳しい性格の背景が丁寧に描かれていて、キャラクターへの理解が深まりました。また、芽吹とくるみの損益の対比が鮮やかで、取引の姿勢や考え方の違いがリアルでした。利益が出ていればいいけど、損失を抱えたときは視野がとてつもなく狭くなってドツボにはまっていく様子が怖かったです。
【2】
投資あるある。FXに限らず投資全般に言える事ですがコツコツドカン。みんな一度は通る道ですよね。実際にやってる人だからこそ分かる高揚感や焦燥感。いつも楽しく読ませて頂いています。
【3】
GOOD
【4】
萌智子ちゃん応援したくなる。人として欠落してるものがあるような気がしてたけど、全然そんなことはなかった。孤独で現実主義な努力家。芽吹ちゃんこの先大丈夫か…でもこれがすごくリアリティある。
【5】
萌智子の過去が描かれる。ひどい家庭環境、いじめ、捻くれてしまった彼女。同情はできるが、やっていることは許されない。しかし、本当はやす子と芽吹が羨ましい。やす子は夢がある。芽吹には優しい家族がいる。自分にないものを持っている。FXをやめたやす子は、お金より尊い、未来に向かって歩き出した。一方で芽吹は優しい家族がいるのに、FXをやめられない。そして、くるみは、もうすぐ目標額達成。FXを引退するはずなのに、欲に負けてやめられない。負けを取り戻したくてやめられない。もっと勝ちたくてやめられない。欲とは恐ろしいもの。
【6】
この漫画引きが上手いよね。すっごく先が気になります。芽吹とくるみの今後や如何に。
【7】
面白いです。
【8】
今回は登場人物の掘り下げ回があって見どころ十分でした。萌智子のドライな性格がどうやって作られてきたかが垣間見えます。誰にもすがることかできない故に自分自身の力のみで生き抜く選択を取ってきた彼女の辛い過去が明かされます。世の中は地獄の釜の底。愚者は己を正当化するために群れ合いキズを舐め合い生産性のない怠惰の時間を過ごし、もがいて努力している人間の足を引っ張ろうとしてくる。自己責任論を唱えると図星をさされた恥を隠すかの如く狂ったように敵愾心をむき出しにしてくる。そんな奴らが世の中の多数を占めている。そんな世の中に嫌気がさした萌智子の境遇に少なからず親近感を覚えてしまいました。しょうもない人間に自分の時間を奪われる馬鹿馬鹿しさを感じてトレードの世界に踏み出したというきっかけが自分と似ていたので。萌智子が芽吹にした仕打ちは褒められたものじゃないので全肯定はできないですが、綺麗事に迎合しないスタイルは嫌いではありません。対してやす子はトレードから足を洗いイラストや漫画といった業界で大成しようと努力していたわけですが、その努力が前進しそうな人生のエリオット波動第1波の兆しが出てきました。トレードで成功すれば確かに常人より多くのお金を稼げるようになり、お金の憂いが無くなれば色々と余裕が生まれ豊かな人生になる可能性はあります。ですが絵だったり音楽だったりスポーツだったりと、たとえ儲からなくとも一芸を極めようと努力し他人に支持されるような人生というのもお金には変えられない豊かな人生と言えるのではないか。他人と関わることで自分の価値を高める事ができるのではないか。と思わせるような一幕になっています。これは前述した他人の承認を不要と切り捨てた萌智子とは対極の生き方。それ故に萌智子とやす子の陰キャ陽キャムーブがバチバチと火花を散らすことになるのですがこれが面白い。一方(本筋)で芽吹とくるみがなかなかデンジャラスな様相を呈していますが個人的に萌智子とやす子の関係の方が気になります(笑)この手の個性的な題材を使った漫画は最初のインパクトがピークでずるずると尻窄みしがちですが、くるみちゃんは今の所おもしろさと発刊ペースも安定しているのでとても良いエンタメだと思います。
【9】
dsdadas
【10】
6巻も良い内容だった。投資系やギャンブル系の中では秀逸の心理描写だと思う。ただ、なぜ原作通りにしっかりとした風俗堕ちを書かなかったのか、色々な事情や思惑があるのだろうが、風俗堕ちは必須だったと個人的には思う。また、原作の方がさらに心理描写や迫真性を描けており、漫画版はマイルドすぎて、そこはマイナスポイントとしました。
※この記事は 2025年6月28日 時点の情報です