評価:★★★★☆ (4.4 / 5)
📢 Amazonでの購入者の声を紹介します
【1】
時間は誰のものでもない、自分のもの。周りに気を遣って自分のことを後回しにしてはいけないんだなと痛感しました。
【2】
私もそうなのですが、少しでも隙間時間があると何かしなければならないと焦りを感じてしまいます。それこそ、資本主義の近代以降に生まれた生産性、効率性の追求の考えの奴隷です。あまりにそれを追求し過ぎると、かえって時間に頭が支配され、いつまでもユア・タイムを手にすることは出来ません。SNSやネットニュースなど手軽に浴びれる情報に慣れ過ぎると、すぐ答えを貰えないと我慢できず、心も病みやすいというわけですね。また、時間を意識するあまり、創造性が下がるとうのも納得。意外と散歩したりしてる時の方がいい案が出たりしますもんね。1日24時間は変えようがない事実ですので、個人の時間感覚を変えること。正確には予期と想起の調整が必要ですが、個人の特性に応じたワークが本書で述べられています。冒頭で近代的な思考を批判しておいてなんですが、最近は人間の本質は原始から変わってない〜的な内容が多いですよね笑どちらに偏るでなく、結局バランスが大切なんですね。・クロックタイム(時刻に基づいて行動)とイベントタイム(自分の感覚に基づいて行動)を局面に応じて使いわけること・あえて退屈に感じることにじっくり取り組んでみること・他人のために時間を使うこと効率性とは対極にあることに寛容であろうと思えました。
【3】
「時間術は生産性の解決にならない」という衝撃の内容。( ただし、本の後半では個々人に合わせた有効な時間術も紹介されている )時間術が最も効果を発揮するのは人生の満足度であり、生産性とはあまり関係ないらしい。時間術は幸福度を高める手法だと捉え直す必要があると著者は説く。「生産性のためにはああしたら良い、こうしたら良い」という一辺倒なアドバイスを連ねる数多のビジネス書とは一線を画する内容だ。科学、脳科学、哲学的な内容にも踏み込み、時間はそもそも脳の中で生まれる概念に過ぎないということまで深掘りして説かれている。そもそもタイムマネージメントというものに懐疑的な自分には特に響く内容だった。かと言って全ての時間術が全ての場合において無意味かというとそういうわけではなく、有効な場合とそうでない場合の具体的な違いにまで踏み込んで書かれた名著だ。その他の知見・全ての人に有効な時間術はひとつも見つかっていない
【4】
本書は、4063の科学データをもとに、効率的な時間管理術を解説する一冊です。著者の鈴木祐氏は、科学的根拠に基づいたライフハックを得意とし、本書でも「集中力を高める時間帯」や「意思決定の質を上げる方法」など、実践的なアドバイスを多数紹介しています。単なるスケジュール管理ではなく、人間の生理・心理に基づいた時間の使い方が学べるため、仕事の生産性を上げたい人や、時間に追われがちな人にとって有益な内容。根拠が明確で再現性の高いテクニックが詰まった、実践的な時間術の決定版です。
【5】
著者自身が研究しているわけではないので、表面的な印象を受ける。
【6】
最高
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理論的にはとてもよく分かる。でも、実際に実践するのはかなり難しいと感じました。
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まず時間術の内容が秀逸です。「時間とは何か?」を科学的・歴史的なアプローチから解説。それをもとに時間に対する自分のクセを明らかにしてくれます。クセがわかれば自分に最適な時間術が見つかります。クセを知らずにただノウハウを実践しても効果がでません。そしてこの本の最大の読みどころが、「真に幸せになれる時間術とは?」まで踏み込んで書いているところ。ここが世の中にあふれる類書と一線を画しているし、本当に素晴らしいと思います。帯にある「"時間の概念"をくつがえし、人生の満足度を引き上げる究極メソッド」に、偽りはありません。
※この記事は 2025年6月29日 時点の情報です