ブランド:Edifier
評価:★★★★☆ (4.4 / 5)
📢 Amazonでの購入者の声を紹介します
【1】
Edifier STAX SPIRIT S3を購入して最も驚いたのは、その繊細な音質です。特に高音域のクリアさと中音域の分離感が素晴らしく、ボーカルと楽器の定位が明確に感じられます。シャリつきがなく長時間聴いても疲れない点も高評価です。有線接続では音の粒度がさらに向上し、FiiO BT11経由でaptX HDでワイヤレス接続してもSBCと比べて明らかに音質が向上します。低音は量感より質感重視のチューニングで、EDMには物足りなさを感じますが、インディソウル、ロックなどでは細かな音の表現が素晴らしいです。装着感も良好で2時間程度は快適に使用でき、イヤーパッドの質感も高級感があります。AACに対応していないため、iPhoneユーザーはFiiO BT11などが別途必要ですが、Amazonセールで2万円台で購入できる時のコスパは非常に高いと感じます。
【2】
・エージングについて箱出しではやはりガチャガチャした音でした。あるサイトで「20〜30時間程度はエージングが必要」と書いてありましたが、実際に私の物もそれくらいの時間から綺麗に鳴るようになってきました。ただ、その時点でもまだ低域が締まっていません。ワイヤレスでは有線に比べてアタック感が強めなので、軽快にパーカッションが聞こえてきて気にならなかったのですが、有線で聴くとふわふわして頼りない音でした。とはいえ、この時点でほとんどの人が買ってよかったと思える音は出ていると思います。私も低音が弱いことを承知の上で選んだので、すでに満足でした。それからフル充電1〜2回分かけて段々と低域が締まり、高音も落ち着いてきて、今はさらにバランスよく鳴っているように感じます。耳が慣れたというのもありますが、有線で聴いてみると低域の頼りなさがなくなっていました。・音質主にaptx adaptiveで聞いています。あからさまに強調された帯域がなく、とても素直で滑らかな音です。弦楽器との相性が特に良く、弓でひく音はもちろん、ポロポロベンベンとはじくような音も実在感を持って鳴らします。ピアノも、鍵盤をドンと叩いている感は少し薄いですが、一つ一つの音が粒立って聞こえます。エレキギターなどにしても、音質が良い故に少々小綺麗に鳴ってはしまうのですが、どういう意図で掻き鳴らされているのかがよくわかるので飽きずに聴けてとても楽しいです。有線接続ではノイズが減り、音の表現に力強さが出ます。もう少し詳しく書くと、音が発された瞬間の耳に刺さる余計な音が少なくなり、その後の発され続けている音の厚みの変化が再現されるようになります。(エージングがあまり進んでいない時はアタック感が減ってぼんやりした低音だけになるのはこのためです)簡単に書くと聞き疲れしにくくなり、もっとノレるようになります。また、これは平面駆動の特徴じゃないかと思うのですが、音場の広さや音の質感の話とは全く別に「ああ、今耳元のうっすい平らな金属が緻密に震えて音を鳴らしてるんだなあ」と実感する瞬間があり、ガジェットとしての面白さも感じます。・星を一つ減らした理由素晴らしい音質ですが、一つ私にとって大きな欠点がありました。おそらく、平面駆動の中でも振動板の片側にしか磁石がないタイプである故の欠点です。それは強弱の表現が下手で曲全体が若干平坦に聞こえることです。ほとんどの曲では全く気にならない程度なのですが、私の大好きな映画音楽ではこのせいで魅力が削がれてしまうことが何度かありました。感情の揺れ動きや急展開のアクションなどに合わせて作られた曲などで、期待ほど音量を上げ下げしてくれないために、あまりシーンに没入できずに不完全燃焼のまま曲が終わってしまうのです。クラシックやEDMでもまた音量差は非常に大切なので、これらを好んで聴く人は同じことを感じるかもしれません。EDMに向かないと言われているのは、単に低音が出ないからだけではなく、こういった部分にも原因があるのではないかと思います。とはいえ、ポップスやロックをメインに聴く人には気にならないであろうレベルです。追記有線接続だとヘッドホン本体とプレイヤー側で別々に音量調節ができるのですが、ヘッドホン本体の音量は最大にしてプレイヤー側で音量を調節する方が音質がいいです。プレイヤー側を最大にしてヘッドホンで調節すると、ヘッドホン内のアンプのパワーが足りないのかよくわかりませんが、音が歪みます。
【3】
軽く、バッテリーも平均8時間以上使用しても充電無しで使えるのでとても満足している
【4】
音質はいいです一番の不満点は音場が狭く、音に立体感がなく平面的です不満はありますが、総合的には値段相応かそれ以上の価値はあるので☆5にします
【5】
■追記■■ 少し前の Xperia 10II(SOV43) (Android 12 にアップデート済み)で■ aptX Adaptive 96kHz 接続ができます。■ BTの機器接続→ STAX SPIRIT S3 の歯車アイコン→[ワイヤレス再生品質] で 96kHz を選択aptX Adaptive のTWSはアンテナの露出が小さくて途切れることが多いですね。一方、ヘッドホンの当機 STAX SPIRIT S3は(どこがアンテナかは不明ですが)アンテナが完全に頭の外側にありますから途切れることはほんどありません。Creative BT-W4を挿したPS4から5m以上離れても普通に聴こえます。aptX Adaptive なので遅延もほとんど気になりません。ほぼ密閉型なので音漏れもほとんどありません。深夜、PS4 でアマプラやネトフリの映画を観るのに最適です。でも低音のズシンとした響きは弱く、映画館のような迫力のある音とは異なります。音楽鑑賞の点で言えば、同じ平面駆動の Hifiman DEVA pro と比較して包み込まれる音場感やダイナミックレンジ感、SN比感、音源がせまってくる圧、音のリアリティさは DEVA pro の方が優れています。しかしその差は小さく、DEVA proは完全に開放型で音漏れが激しく周囲の雑音も丸聞こえということを考えれば当機 STAX SPIRIT S3の方がトータルでは良いです。有線接続する場合は、当機はアクティブスピーカーのように振る舞います。当機内部のアンプをパイパスして直接的にヘッドホンを鳴らすことは出来ません。当機をDAPなどに接続する場合はLINE OUTがあればそれに接続して音量を当機でします。LINE OUTが無ければ3.5mmステレオプラグを普通に接続してDAP側の音量を最大にし、当機で音量を調整するようにした方がいいです。
【6】
前回充電した日を忘れるくらいバッテリーの持ちがすごく良いです。
【7】
セールで安くなったタイミングで購入しました。レビューが良いことと色々な賞を受賞していることで興味が湧きました。結論から申しますと平面磁界型としては手持ちのhifimanには敵わなかったです。コストパフォーマンスは良いと思いますが、良音を追及すると物足りなくなります。数十時間使用しましたが、今は手放しています。
【8】
いい音が鳴るワイヤレスを求めてたどり着きました。ノイキャン無しなのでノイキャン特有の耳への圧迫感がなく、オンイヤー型ながら良質なイヤーパッドで快適。綺羅びやかで、澄んだ、程よい厚みのある、実に気持ちの良い鳴り方をします。ワイヤレスでこんなピュアオーディオみたいな鳴り方するんだ!と衝撃を受けました。癖も強くないのでジャンルを選ばず、音楽以外も映画やゲームでも使えるオールラウンダー感もあります。(ロック聞くならこれ!ジャズならこれ!みたいな特化系と比べるのは野暮です。)重量はありますがパッドと重量バランスが良好で、快適な部類です。バッテリーの持続時間が80時間というのも頼もしいポイント。一日中つけていてもいいくらいです。aptx-adaptiveを使う場合は「対応したUSBアダプタ」が必要なのと、低遅延のゲーミングモードにするには「接続するたびにボタン押しでの切り替えが必要」なのは注意点です。
※この記事は 2025年7月3日 時点の情報です