七人の侍 4K リマスター 4K Ultra HD [Blu-ray]

▶ Amazonで見る

価格:5400円(ポイント 54pt)

実質価格:5346円

ブランド:東宝

評価:★★★★ (4.6 / 5)

  • 4KリマスターUHD

▶ Amazonで見る

📢 Amazonでの購入者の声を紹介します


【1】

3時間27分!まったく飽きません。中だるみも一切ありません。途中5分間の休憩はあるものの「気が付いたら終わっていた」という感じです。CGで作る(作らざるを得ない?)現在では、こういった作品は生まれないでしょうね。「映画」とは何?という問いには、「七人の侍」と答える。言葉もありません。この4K ULTRA HD、とにかく画質がいいです!くっきりとしていて、かつらもわかる程です(笑)ただ、場面(シーン)が切り替わる際(横から紙芝居でめくるように替わるところ)、一瞬ぼやけます。ほんの一瞬なのですが、気になる方は気になるかもしれません。音声は、モノラル(リニアPCM)とステレオ(2chサラウンド)の収録があります。音自体はいいのですが、セリフの聞き取りづらさは相変わらずです(時代が時代なので仕方がないです)。ただ、字幕もありますのでその点は安心です。VHSかDVD時代に一度見て、今回25年くらいぶりでしたが、やっぱり最高でした!一家に一枚、三船敏郎!


【2】

DVDしか持っていなかったのですが、70年前の画像が、こちらのブルーレイリマスター版になっていると、とてもくっきり、それと何より音声も聞き取りやすい。


【3】

4Kデジタルリマスターにより映像からノイズが消え、艶やかなモノクロ映像が鮮明に蘇っていました。特に恩恵があったのが音声で、台詞が明瞭になり、鳥のさえずりや通行人の会話さえもはっきりと聴こえます。作品自体はモノクロ映像なのに、まるでカラー映像を見ているかのような迫力ある演技に圧倒されますが、逆にモノクロだからこそ、細かい粗が目に付かず、余計にリアルな映像に感じられるのかもしれません。黒澤明監督作品は時代考証がしっかりしていて、家屋から小道具に至るまでリアルで現実味を帯びており、劇中に登場する農民たちも小汚い恰好で、喋り方も独特の農民訛りがあり本物の農民と見間違えるほどでした。劇中の農村で暮らす様子も、その当時に実際にタイムスリップして撮影したかのような臨場感があり、村に暮らす農民たちの演技があまりにも自然で、ドキュメンタリー映像を観ているような錯覚を覚えました。本作は途中5分の休憩を含めて3時間半にも及ぶ超大作ですが、物語の導入部に始まり、侍たちが集まっていく過程までもがしっかりと描かれていて、全く無駄なカットがありません。笑いあり、涙あり、恋愛要素ありと、黒澤明監督の一切妥協を許さない厳しい演出が垣間見える作品で、侍と農民の身分の違いによる心の葛藤や、攻め寄せる野武士の脅威など、つい感情移入して観てしまいます。数々の苦難を乗り越え、最後は侍と農民たちが一致団結して野武士と激突する最終決戦へと突入します。雨の中の激戦では、侍と農民たちが攻め寄せる野武士に対抗し、敵味方入り乱れての激しい乱戦となります。この激闘で多くの犠牲者を出しますが、敵だろうが、味方だろうが、死ぬ時は一瞬で呆気なく倒れます。主演の侍たちでさえ、死に際に断末魔の声を上げたり、もがき苦しみながら息を引き取るような派手な演出はなく、地べたに屍を晒し、ただ静かに倒れ伏す様子が、虚構ではなくリアルな現実として連想されます。ちなみにこの合戦シーン、本来ならば夏までに撮影終了の予定だったのが、翌年2月まで延びたため、降り積もる雪を溶かし、ぬかるんだ地面にして土砂降りの中での激戦として撮影されたようです。今回の4Kデジタルリマスターされた映像をよく見ると、背後に立つ農民たちの吐く息が白いのが分かります。寒さに耐える表情が、戦闘を目前に控えて緊張しているかのように見えて、一層臨場感が増しているのでしょう。こうして豪雨の中の激戦を制して迎えた衝撃のラストは、観る者に戸惑いを感じさせる結末だと思われます。腹いっぱいご飯を食べられるだけの条件と引き換えに、自らの命を賭け死地に赴いた侍たちは報われたのでしょうか?その答えは、あなた自身が実際に本作を観て考えてみてください。


【4】

黒澤明の美学日本人独特の品格がある


【5】

UHD版ではなく通常の4K版を購入しました。DVD版とは比較にならないくらいクッキリ・ハッキリした画像にびっくりしました。セリフも聞き取りやすく感じました。3時間を超える大作ですが、まったく退屈することなく画面にくぎ付けになる素晴らしい作品だと思います。


【6】

劇場でもレンタルでもBSでも何回も見たが録音が悪くてところどころ何を言っているのかわからまかったが初めてセリフが全部聞き取れました


【7】

もう言うまでもないでしょう。ひと言でいって日本映画の宝です。


【8】

クライテリオン盤のブルーレイよりも画質的には良くなっていますが、なんでしょう、ジャケット写真のセンスのなさは。パッケージデザイナーとOKを出して担当者は打ち首じゃ~


▶ Amazonで見る

※この記事は 2025年7月4日 時点の情報です

Xでフォローしよう

おすすめの記事