ワンナイト・モーニング(11) (ヤングキングコミックス)

【1】

自分には見当もつかない、もしかしたらこういう人は実際にいるのかもしれないと思わせてくれ、その人はこういう思いなのかと想像させてくれる漫画だと思いました。ワンナイトを過ごした相手だからこその距離感が絶妙で、いろんなタイプの人によってそれもいろいろでとても面白いなと思います！

【2】

様々なカップル同士の一夜と、食事風景を描いたオムニバスもの、その第11巻。冒頭の真奈月さんと村田くんのエピソード、前巻で終わりかと思っていたらまだ続きがあって、ベタではあったが、良い終わり方だったのではないだろうか。むしろ、引き立て役になってしまったものの、可愛いくて賢明な小野枝さんには、また登場して欲しい。あと、三津目さんと堀田くんや、コーヒーゼリーの二人などの常連組も良かったが、後半の中華そばのエピソード、ここでも嘉島さんという、聡明な女性が良い味を出していたと思う。中学生同士の話は、何となくどこかで読んだような二人ではあったものの、11巻にもなると、作者も新しいカップル、そしてストーリーを考えるのが大変だと思う。この作品を読むと、気持ちがホッとするので、これからも、心和む物語を楽しみに待ちたい。

【3】

あっという間に読んでしまった。過去に登場したキャラクターたちもそのまま出てきてその後の進展や様子が描かれているのがよかったです。次回12巻、楽しみに待っています。

【4】

この作品の登場人物達が現実の世界にたくさんいたらもっと素敵な世の中になれるのに。最後の母親との別れを支えてくれた女の人最高です。ありがとう。

【5】

今回もとても楽しかったです。三津目＆堀田カップルが私にとってベストカップルです。これまでなかった三津目さんの一面が見れて、堀田さんじゃないけど、悶絶しましたわ。

【6】

最初はちょいエロおもしろ漫画くらいだったのが、最近はグッとくる話も増えてきた気がする。なんだかんだ11巻まで発売したらすぐ買っちゃう程度にはファンです。

【7】

……のがよくあるパターンですが、ワンナイト・モーニングは焦点が人間に当たるようになってどんどん面白くなっていると思う

【8】

梅茶漬けのエピソードシリーズは五話もあり、（レギュラーとしてちょいちょいとびとびに挟まってくるエピソードを除けば）一番長かったかもしれない。高校生のエピソードもあります。どれも面白く読めました。